すっかり忘れてましたが、金曜日は「恋する妊婦」を観にいくことになってたのでした。仕事を事実上途中で放り投げ、オフィスを出ようとすると、同じ課の後輩ちゃんが追っかけてきた。


「Samuelaさん、忘れてますよ、チケット!!!」


私はサザエさんか。とほほ。


おまけに乗り換え駅では、メトロに乗り換えなきゃいけないのに、都営線の改札を通ろうとするし。おまけに、メガネも持ってきちゃいないことに気付く。まったくダメダメな日。


しかし、舞台というものを観るのはどれくらいぶりだろう。10年ぐらい前に友達に連れられていった劇団新感線以来かも。普段みないものをわざわざ観に行ったのは、大森さんみたさでございます。


初めてみた、生大森さんでしたが、やっぱり立ち姿がカッコイイですねえ。だめんず系女子(私じゃ)のハートをがっちりつかみそうな役柄もよかったです。味噌汁投げつけられたい!みたいな。


カギとなるのは、女優と逃げた看板俳優の新之助。これをきっかけに関係がぎくしゃく。若い俳優にほれられる座長の奥さんがキョンキョンというのがハマリ役というかリアリティありありで。


たぶん、忘れられない昔の男が本当に好きだったのがそのママで、実はお腹の子供の父親もその男かもしれない、ということを知って、鈴木砂羽さん演じる一座の女優は情緒不安定気味になっちゃうのですが、もはやそういうのを見ても、あー、こういうのって若いころやったことあったなーと傍観している自分に気付きました。


そんな砂羽さんに「座長のこと愛してる?」と聞かれても「わからないわ」とサラっと流してしまうママの方に共感を覚えてしまう。妊婦といっても40近くで、若い女性だったら漂っているであろうシアワセいっぱいオーラはなく。私もきっとこんな感じになるに違いない。そして、ルールを破らなければ恋する自由は存在するということもわかっている。その自由を享受する勇気はわたしにはないけれど。