世界バレーに、スタッフとして潜入してきた。

ドーピングテストのアシスタント兼通訳もどきとして。


テストは手順が決まっているので、別に説明はいらないので言葉をしゃべる必要はほとんどなかったのだが、スタッフ面してstaff onlyのスペースを歩き回ったり、試合をたくさん観れたのは楽しかった。


実は数年前も、関係者面して潜入したことがある。その時は、会場でブラジルのテレビクルーと仲良くなり、なんだか知らないうちにずっと彼らと一緒にいるはめになったのだった。


気がついたら、バックコートでブラジル男子ナショナルチームのメンバー全員と記念撮影の写真に一緒に収まってるし。でも、そのカメラは彼らのだったので、私の手元にはその写真はないのだった。選手と世間話をしたり、パーティー会場までの行き方を教えてあげたりしてたら、彼はふと我に返り、「えっと、君は誰だったっけ?」と質問してきた。「ええっと、カメラマンのアシスタントです。」と答えると、周りのスタッフが「ちがうよ、『ガールフレンド』だよ。」と言うと、選手はあっさり納得してた。さすがブラジル。


ベネズエラが、だんだん波に乗って得点を重ねる姿を観て、ああ、ラテンの国のバレーだなあ、と思う。でも、ブラジルは違うんだよなあ。もっとこうスウィングする感じなのだ。うねりっていうか。それがどのチームとも違うブラジルバレーの魅力で、それを強さに昇華させ、世界ランク一位に押し上げたのだ。ああ、日本の試合はいいからブラジルの試合が観たいざんす。でもやってたとしても観る時間がないんだな。