KISUMI、臨機応変with mutsumi、mocaron、コウトウマリア イクシーズ2024 ファーストサマー・スペシャルステージ・アット・クラッパー 2024年6月26日(水) EXSEE’S2024 FIRSTSUMMER SPECIALSTAGE at CLAPPER 2024年6月26日(水) EXSEE’S2024 FIRSTSUMMER SPECIALSTAGE at CLAPPER

 

6/26(水)は心斎橋CLAPPERへEXSEE'S2024 FIRSTSUMMER SPECIALSTAGE at CLAPPERを観に行きました。プロ生活50周年を迎えるDrummer桝谷イク主催のライブイベントで、出演は登場順にKISUMI、臨機応変with mutsumi、mocaron、コウトウマリアでした。(当初出演予定だった娘のDrummer桝谷マリはテレ東ミュージックフェスティバル出演のためキャンセルとのこと。) 私的にmocaronのLay以外は初めてライブを観るアーティストばかりでした。

会場の心斎橋CLAPPERは初めて来ました。心斎橋駅と長堀橋駅をつなぐ鰻谷北通の中間の笠屋町筋との交差点角の中華料理店のビルの地下にあるライブハウスでした。
夕方会場に着き、入口前に待機して開場。予約したアーティストの名簿の名前のチェックを受け、チケット代とドリンク代を支払って入場。ドリンク交換をしてフロアへ。フロア内は椅子が並べられてあり、ステージに近い見やすそうな席を確保。BGMにIncognitoのAlbum『100° and Rising』の曲がリピートされるなか開演を待ちました。

定刻18時半に幕が開き、ライブがスタート。1人目はKISUMI。三重県出身の男声シンガー。サポートのバンドメンバーが1人ずつステージに出てきて演奏し始めて最後に登場。強いリズムのバンドサウンドで最初の2曲はアップテンポナンバー。スタンドマイクでONE OK ROCKのカバーをハイトーンボイスで歌い、2曲目の途中からハンドマイクに変えてステージ前方に出てシャウトを交えて歌いました。3曲目からオリジナルのバラード。自身の生い立ちを語って「Believe」を歌い、友人への想いを込めて3年がかりで書き上げたというバラード「桃色の君へ。」を伸びやかに歌い上げました。最後は再びアップテンポナンバーを歌い、着席して聴いていた観客とCall&Responseするなどして盛り上がりました。

2組目は臨機応変with mutsumi。主催者のDrummer桝谷イクのバンド臨機応変は、学生時代の同級生で一緒にバンドで演奏していた以来というGuitarの相葉まこと、Fusion好きで楽器コレクターというBassの斉藤哲弘によるFusionトリオ。1曲目はJ.B.sのPee Wee Ellis作曲のインストファンクナンバー「The Chicken」。躍動感のある演奏を聴かせました。2曲目から女声Vocalのmutsumiが登場。20代の頃に桝谷イクのプロダクションでシンガーとして歩み始めた夢を一旦手放したが、子育てが一段落して再び歌い始めたとのこと。当時桝谷イクの演奏でよく歌っていたというRoberta Flack のカバー「Feel Like Makin' Love」を歌いました。ここから3曲はmutsumiのオリジナル曲。「わかれ道」を伸びやかに歌い上げ、「No More」をメンバーのソロを交えて歌いました。観客に手拍子を促して「心のままに」を歌い、観客は手拍子したほか後半一緒に腕を左右に振って、会場が一体となって盛り上がりました。最後の曲は、mutsumiはマイクを置いてバンドメンバーとともにKeyboardを弾き、インスト曲「Comin' Home Baby」を演奏。Guitarソロから始めて、全員でテーマを演奏し、各メンバーが順番にソロを弾き、躍動感のある演奏を聴かせました。

3組目はmocaron。15歳の兵庫県在住の女声シンガーソングライターLayと妹のさくぽんとのユニット。mocaronとしては4年ぶりのライブとのことでした。幕が開き、Layが白のショートパンツに胸に白いリボンがついたペールブルーの半袖の衣装で登場。前半はLayのソロでのステージ。ソロデビュー曲「Wanna be Breakin'」を英語詞でアコギを弾きながら強いハイノートで歌いました。Taylor Swift のカバー「Hits Different」をアコギをストロークで小気味よく弾きながら活舌のいい英語で歌いました。 姫路城世界遺産登録30周年記念楽曲としてオファーを受けて書いた曲「Egret Castle」を日本語に英語の混じった歌詞で伸びやかに歌いました。中盤2曲は桝谷イクとのスペシャルコラボ。Layが桝谷イクに出会ったのは10歳の時に移転前のCLAPPERでのライブに出演した時とのこと。桝谷イクのDrumとともに最新曲「君なしでも---? ~Will I love someday?~」をアコギをストロークで弾きながら強いハイノートの日本語で歌いました。アップテンポナンバー「サンデリア」の英語versionをタイトなDrumとともにアコギを弾きながらリズミカルに歌いました。桝谷イクがステージを去り、さくぽんが白いTシャツにダメージデニムのショートパンツの衣装で登場。いきものがかりのカバー「ハルウタ」をLayのアコギの伴奏で歌いました。3学年下の妹だけあってLayより若干ストレートな声ですが声質が似ている印象でした。さくぽんは期末テスト中で明日もテストがあると語りました。最後にLayが最近作った新曲といって英語詞の歌をDuet。Layがアコギを弾きながらさくぽん、Layの順番で歌って、ハーモニーも聴かせました。

トリはコウトウマリア。2017年から活動する神奈川県出身の女声歌手兼タレントでした。グレーの長袖ショート丈のトップスにショートパンツの衣装で登場。一緒に音楽活動する桝谷マリからの指名で代打で出演することになったとのことでした。カラオケTrackのサウンドで、今年2月にリリースしたアルバム『東京スピンアウト』の中から歌いました。「キャリーアウト」,「STOMP」,「激痛-double play-」をハンドマイクを手にステージ上をアクティブに動き回りながら少しハスキーな声量のある声で歌いました。「このメロディがふたりのラストソング」をスタンドマイクでフリをしながら歌いました。前半まで座って手拍子するなどして聴いていた観客は、コウトウマリアに促されて後半は立ち上がって盛り上がりました。さらにテンポを上げて「リヴァイヴァル」を赤いライトが点滅するなかシャウトを交えて歌いました。「Bounce」を観客と腕を振り上げたり一緒にフリをしたりして盛り上がりました。最後の曲は「MAX BET」。点滅するカラフルな照明の下、観客と一緒に手拍子をして最高に盛り上がりました。歌い終えると観客から贈られた花束を受け取り、ライブを締めくくりました。

各アーティストがそれぞれの音楽性を聴かせ、スペシャルなコラボでも魅せてくれたライブで、存分に堪能しました。

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EXSEE'S2024 FIRSTSUMMER SPECIALSTAGE at CLAPPER
2024.6.26(Wed) 
@心斎橋CLAPPER

KISUMI (18:30~19:03)
[メンバー]KISUMI(Vocal) / Uesugi Taisei(Drums) / ヤマダユウキ(Bass) / 藤巻(Keyboard) / Shiun(Guitar)
[演奏曲]We are(ONE OK ROCK) / Cry out(ONE OK ROCK) / Believe / 桃色の君へ。<全5曲>

臨機応変with mutsumi(19:28~20:23)
[メンバー]桝谷イク(Drums) / 相葉まこと(Guitar) / 斉藤哲弘(Bass) / mutsumi(Vocal:M2-5,Keyboard:M6)
[セットリスト] The Chicken(Pee Wee Ellis) / Feel Like Makin' Love(Roberta Flack) / わかれ道 / No More / 心のままに / Comin' Home Baby

mocaron(20:32~21:14)
[メンバー]Lay(Vocal,Acoustic guitar) / さくぽん(Vocal:M6-7) / <Guest>桝谷イク(Drums:M4-5)
[セットリスト]Wanna be Breakin' / Hits Different(Taylor Swift) / Egret Castle / 君なしでも---? ~Will I love someday?~ / サンデリア / ハルウタ(いきものがかり) / 新曲

コウトウマリア(21:20~21:48)
[出演] コウトウマリア(Vocal)/ sound:カラオケTrack
[セットリスト]キャリーアウト / STOMP / 激痛-double play- / このメロディがふたりのラストソング / リヴァイヴァル / Bounce / MAX BET

 

 

〖物販リンク〗

 ▽Lay 5thデジタルシングル(2024/5/8リリース)

 

 ▽コウトウマリア 1stアルバム(2024/2/28リリース)