5/18(土)は大阪・万博記念公園自然文化園 もみじ川芝生広場へ「FM802 35th ANNIVERSARY “Be FUNKY!!” MEET THE WORLD BEAT 2024」を観に行きました。MEET THE WORLD BEAT(略称ミザワビ)は今年の6/1で開局35周年を迎えるFM802の開局1年後からコロナ禍の2020年等を除いて毎年行われている野外音楽フェスティバルでした。第1回を除いてコロナ禍前まではリスナー無料応募招待制でしたが、2022年から再度有料となりました。私的にミザワビを会場に観に来るのは、2021年は応募当選しましたが配信のみだったので、2001年以来でした。今回の出演者は登場順に、imase, UNISON SQUARE GARDEN, Da-iCE, TOMOO, フジファブリック, SUPER BEAVER, 東京スカパラダイスオーケストラの7組でした。私的にSUPER BEAVERのバンドメンバーとTOMOO以外はこれまでにもライブを観たことのあるアーティストばかりでした。
会場の万博記念公園へは先月に続いて来ました。大阪モノレールの万博記念公園駅下車すぐの、1970年に開催された大阪万博の跡地を整備した公園でした。ライブは全出演者、自然文化園内もみじ川芝生広場の同じ特設ステージで行われました。
802番組抽選に応募したものの落選したので、オフィシャルHP受付に応募して見事当選。チケット購入できました。当日朝に会場に着き、入園券260円を購入し入園。場内の標識に沿って進み、14000番まであるチケットの整理番号の待機列に並び、番号順の呼び出しで入場。チケットを手渡し、ロゴデザインのうちわとチラシの入った袋を受け取り、芝生広場へ。私の番号は4桁の最後の方でしたが、下手側の前の方のシートエリア内の場所を確保。トップバッターのリハがちょうど行われたところでした。芝生の上にレジャーシートを敷いて座り、開演を待ちました。FM802のDJたちが2～3人ずつ代わる代わる現れて前説のMCをしました。この日の大阪は最高気温29℃の晴天で、日傘の使用は禁止で、こまめに水分補給するようアナウンスされました。内田絢子によるヨガも行われました。
定刻12時ちょうどにステージ左右の巨大スクリーンにオープニングのビデオが流れ、FM802のDJ板東さえかと加藤真樹子のMCの後、出演者が登場。各出演者は30分強のライブを繰り広げました。
1人目はimase。ひまわりの柄の入った白地のTシャツにカーキ色のハーフパンツに腰にブルーチェックシャツを巻きつけて登場。Keyboard兼バンマスの松本ジュンらによるバンドのサポートで歌いました。「Nagisa」,「ユートピア」,「Shine Out」とアップテンポナンバーをハンドマイクを手にステージ上を端から端まで歩きながら、地声とファルセットを交えて歌いました。観客は立ち上がって、手拍子したり、うちわを振り上げたりして盛り上がりました。曲間のトークで、ミザワビは初出演とのことで、35周年記念のイベントでトップバッターを務める喜びを語りました。ミディアムナンバー「Have a nice day」を歌った後、サポートメンバーを紹介。 再びアップテンポナンバーとなり「LIT」を歌った後、世界的なHIT曲「NIGHT DANCER」をグルーブ感のあるサウンドにのって歌い、観客は手拍子をして盛り上がりました。最後に「Happy Order?」をRapも交えて歌い、観客はうちわを左右に振って一体となって盛り上がりました。
ライブが終わるごとに舞台転換に入る数分間、FM802のDJたちが2～3人ずつ代わる代わる登場してMCを務めました。
2組目はUNISON SQUARE GARDEN。男性3ピースロックバンド。斎藤宏介は白のストラトを弾きながら歌い、Guitarソロも交えて聴かせました。曲間にトークすることなく、アップテンポナンバー「Invisible Sensation」,「カオスが極まる」,「オリオンをなぞる」,「蒙昧termination」を立て続けに歌いました。観客は速いリズムに合わせて腕を振り上げて盛り上がりました。後半もアップテンポナンバー「いけないfool logic」,「世界はファンシー」,「フルカラープログラム」を歌って、観客が腕を振り上げて盛り上がり、"ラスト"とだけ言って、最後に「シュガーソングとビターステップ」を歌って締めくくりました。
3組目はDa-iCE。男性5人組ダンス&ボーカルグループで、Guitarの山口周平さんらバンドのサポートでパフォーマンスしました。去年に続く出演ですが、その時はVocal 2人のうちの1人、花村想太がのどの不調で歌えなかったため今回リベンジとのことで本来のツインVocalで歌いました。リハで「スターマイン」を歌った後、本番へ。初っ端に「CITRUS」のサビだけアカペラで歌った後、1曲目「Kartell」をバンドの演奏とともにダンスしながら歌いました。「Clap and Clap」を観客に手拍子を促し、途中で大野雄大が"ミザワビ"とCall＆Responseしたりして会場を盛り上げました。「I wonder」を歌った後、ボトルをラッパ飲みする仕草をしながら「ハイボールブギ」をガットGuitarなどを使った変化するジャジーな演奏とともに歌いました。ミディアムバラードとなり「ダンデライオン」を聴かせた後、「CITRUS」をフルコーラスで歌いました。続けて「スターマイン」を歌うはずが、大野雄大のしゃがむ位置が違ったということで2回やり直して「スターマイン」を歌い、2回捌けてはステージに戻ってきて、観客がタオルを振り回し最高に盛り上がりました。
4人目はTOMOO。2022年にメジャーデビューした女声シンガーソングライターで、ミザワビ初出演でした。黒や黄色などの柄が入った白地のTシャツにシルバーのロングスカートの衣装で登場。Guitar のBunta Otsukiらバンドのサポートで歌いました。リハでメジャーデビュー曲「オセロ」を歌った後、本番へ。1曲目は「Ginger」。立ってKeyboardを弾きながら歌い始め、途中からハンドマイクを手にステージ上を歩きながら歌いました。見た目より大人びた、低音の歌声を聴かせました。続けてハンドマイクを手に「HONEY BOY」を歌い、観客は手拍子したり腕を左右に振ったりして盛り上がりました。曲間のトークで"想像していた以上に太陽が燦燦でみんなメッチャ綺麗"と語りました。新曲「あわいに」をタンバリンを手に歌いました。スローナンバー「Grapefruit Moon」をスタンドマイクで歌い、豊かな低音の歌声を聴かせました。「17」をKeyboard弾き語りで聴かせました。"ここからモアハッピーになりたい。一緒に楽しんでくれますか? "と観客を煽って、曲は「Present」。ハンドマイクとタンバリンを手にステージ上を歩き回りながらリズミカルに歌いました、最後の曲は「Super Ball」。グルーブ感のあるサウンドとともにハンドマイクを手にステージ上を歩き回りながら歌い、観客はうちわを振り上げて盛り上がりました。
5組目はフジファブリック。2004年にメジャーデビューし、2009年のVocal志村正彦の死を乗り越え、メンバーの入れ替わりもありながら現在は3人で活動するバンド。伊藤大地によるDrumsのサポートで、Guitarの山内総一郎がグレーのロング丈のスーツを着て赤いストラトを弾きながら歌いまいした。リハで「楽園」を歌った後、本番へ。「徒然モノクローム」を疾走感のある演奏をしながら歌い、観客はうちわを振り上げて盛り上がりました。白いJazzmasterに持ち替えてミディアムナンバー「Green Bird」を歌い上げました。山内総一郎は"万博に近い茨木市出身で、近隣住民に手紙が来て毎年ミザワビを観に行き、小坂忠＆フレンズを観て人生が変わった、今回念願の初出演となりうれしい"と語りました(おそらく私が観た2001年の回)。赤いストラトに戻し、「LIFE」を弾き語りから始め、途中からバンドとともに歌い、観客はうちわを左右に振って盛り上がりました。祭囃子のリズムの演奏で「Feverman」を歌いました。メンバーを紹介した後、"今年20周年を迎えて、11月に大阪城ホールでAnniversaryライブを開催する"と告知しました。最後に地元を思い浮かべて書いたというバラード「手紙」を伸びやかに歌い上げて、スライドGuitarのソロを交えて聴かせ、演奏を締めくくりました。
6組目はSUPER BEAVER。2005年に結成し、2009年に最初のメジャーデビューをした男性4人組ロックバンド。楽器だけでリハをやり、本番へ。Vocalの渋谷龍太は髪色と同じゴールドの派手な柄が入った黒いシャツに黒のスリムパンツで登場。"一緒に最高の日にしよう、お手を拝借"と言って、1曲目「美しい日」をハンドマイクを手にステージ上を端から端まで動き回りながら歌いました。周りにはミザワビのTシャツやタオルを持った人に交じってSUPER BEAVERのTシャツやタオルを持った人が多く、観客はみな手拍子したり、うちわを振り上げて盛り上がりました。疾走感のある演奏とともに「切望」をスタンドマイクで歌い始め、途中からハンドマイクに変えて歩き回ったり台の上に上がったりして歌いました。曲間のトークで渋谷龍太は、結成20年目にして初めてミザワビに出演する喜びを語りました。バラード「幸せのために生きているだけさ」を歌い上げた後、アップテンポナンバーに戻り、「アイラヴユー」を歩き回ったり台の上に上がったりして歌い、観客は手拍子をするなどして盛り上がりました。最後にメッセージソング「小さな革命」をロックサウンドにのって歌い上げて、締めくくりました。
この時間になると陽が傾き、気温が下がってかなり涼しくなりました。
トリは東京スカパラダイスオーケストラ。FM802と同じく今年メジャーデビュー35周年を迎える男性9人組スカバンド。揃いの黄色のスーツで登場。1曲目インストナンバー「¡Dale Dale!～ダレ・ダレ!」を演奏し、観客はうちわを振り上げて盛り上がりました。次にVocal ナンバーとなり、英語詞の「DOWN BEAT STOMP」をBaritone saxの谷中敦がメインVocalを取りステージ上を左右に歩きながら歌いました。日本語詞の「会いたいね｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡」を茂木欣一がジャケットを脱いでDrumsを叩きながら歌い、観客が腕を左右に振って盛り上がりました。インストナンバーに戻り、「火の玉ジャイヴ」,「ルパン三世のテーマ'78」,「Can't Take My Eyes Off Of You -君の瞳に恋してる-」を演奏し、観客はサビでうちわを左右に振るなどして一体となって盛り上がりました。曲間のトークで、スカパラのミザワビ出演は21年ぶりとのこと。今年35周年記念ライブを甲子園球場で開催することを告知しました。ここで恒例のスペシャルゲストのコーナーへ。フジファブリックから山内総一郎をVocalに迎えて「美しく燃える森」を共演。グリーングレーのスーツで登場した山内総一郎は軽快なスカのリズムにのってスタンドマイクで歌い始め、途中からハンドマイクに変えて歌いました。次にUNISON SQUARE GARDENから斎藤宏介を迎え、「白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」を生披露。ラテンのリズムにのって斎藤宏介は白いスーツを着て白いストラトを弾きながら歌い、加藤隆志とのツインGuitarでも魅せました。ゲストが去り、最後の曲は「Paradise Has No Border」。Tenor saxのGAMOが"どこが一番盛り上がってるんだ"と言って観客をお煽り、メンバーとともにステージを端から端に移動しながら、アピールする観客とCall&Responseをして盛り上がるなか本編が終了。
FM802DJの大抜卓人と仁井聡子が登場し、収録の模様がFM802では6/9(日)と6/16(日)の午後9～10時、スペースシャワーTVで7/7(日)の午後7時～10時に放送する告知をした後、ラストセッションへ。SUPER BEAVER以外の出演者とFM802DJたちがステージ上で一堂に会し、スカパラの曲「銀河と迷路」を共演。スカパラの演奏で、ソロアーティストや各グループのVocalが代わる代わる歌いました。歌い終えると、出演者は観客を背に記念撮影をし、ステージを降りました。
ちょうど日没となって規制退場に入る前に、SUPER BEAVERのGuitar柳沢亮太作詞作曲のFM802×三井ショッピングパーク ららぽーと ACCESS!キャンペーンソング「はなむけ」のミュージックビデオがステージ上の巨大スクリーンに映し出され、7時間7分のフェスが終演となりました。
夏のような晴天の下、若手からベテランまで、各人各様の音楽を熱く繰り広げて聴かせてくれた野外フェスティバルで、存分に堪能しました。
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FM802 35th ANNIVERSARY "Be FUNKY!!" MEET THE WORLD BEAT 2024
2024.5.18(Sat)
＠大阪・万博記念公園自然文化園 もみじ川芝生広場
MC：802DJs(ハタノユウスケ、早川和余、田中乃絵、内田絢子、中島ヒロト、板東さえか、加藤真樹子、浅井博章、土井コマキ、豊田穂乃花、飯室大吾、田中麻希、落合健太郎、深町絵里、高樹リサ、大抜卓人、仁井聡子、樋口大喜)
出演：imase, UNISON SQUARE GARDEN, Da-iCE, TOMOO, フジファブリック, SUPER BEAVER,東京スカパラダイスオーケストラ
Imase (12:04～12:36)
[メンバー] imase(Vocal) / 林あぐり(Bass) / ナカツカルイ(Drums) / 松本ジュン(Keyboard,Bandmaster) / モリシー(Guitar)
[セットリスト] Nagisa / ユートピア / Shine Out / Have a nice day / LIT / NIGHT DANCER / Happy Order?
UNISON SQUARE GARDEN (13:05～13:40)
[メンバー] 斎藤宏介(Vocal,Guitar) / 田淵智也(Bass) / 鈴木貴雄 Drums
[セットリスト] Invisible Sensation / カオスが極まる / オリオンをなぞる / 蒙昧termination / いけないfool logic / 世界はファンシー / フルカラープログラム / シュガーソングとビターステップ
Da-iCE (14:07～14:42)
[メンバー] 工藤大輝(Leader,Performer) / 岩岡徹(Performer) / 大野雄大(Vocal,Performer) / 花村想太(Vocal,Performer) / 和田颯(Performer)/ <サポート>山口周平(Guitar), Bass, Drums, Keyboard
[セットリスト] CITRUS(アカペラサビだけ) / Kartell / Clap and Clap / I wonder / ハイボールブギ / ダンデライオン / CITRUS(フル) / スターマイン
TOMOO (15:05～15:35)
[メンバー] TOMOO(Vocal,Keyboard) / <サポート>Bunta Otsuki(Guitar), 幡宮航太(Keyboard), Bass, Drums
[セットリスト] Ginger / HONEY BOY / あわいに / Grapefruit Moon / 17 / Present / Super Ball
フジファブリック (16:00～16:37)
[メンバー] 山内総一郎(Vocal,Guitar)/ 金澤ダイスケ(Keyboard) / 加藤慎一(Bass) / <サポート>伊藤大地(Drums)
[セットリスト] 徒然モノクローム / Green Bird / LIFE / Feverman / 手紙
SUPER BEAVER (17:05～17:37)
[メンバー] 渋谷龍太(Vocal) / 柳沢亮太(Guitar)/ 上杉研太(Bass)/ 藤原“35才”広明(Drums)
[セットリスト] 美しい日 / 切望 / 幸せのために生きているだけさ / アイラヴユー / 小さな革命
東京スカパラダイスオーケストラ (18:05～18:43)
[メンバー] NARGO(Trumpet) / 北原雅彦(Trombone) / GAMO(Tenor sax) / 谷中敦(Baritone sax,Vocal) / 沖祐市(Keyboard) / 川上つよし(Bass) / 加藤隆志(Guitar) / 大森はじめ(Percussion) /茂木欣一(Drums,Vocal) / ゲスト：山内総一郎(Vocal from フジファブリック), 斎藤宏介(Vocal/Guitar from UNISON SQUARE GARDEN)
[セットリスト] ¡Dale Dale!～ダレ・ダレ! / DOWN BEAT STOMP / 会いたいね｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ / 火の玉ジャイヴ / ルパン三世のテーマ'78 / Can't Take My Eyes Off Of You -君の瞳に恋してる- /美しく燃える森(Vo 山内総一郎) / 白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN) / Paradise Has No Border
All Cast (18:43～1859)
[出演] imase, 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN), 大野雄大/花村想太(Da-iCE), TOMOO, 山内総一郎(フジファブリック),東京スカパラダイスオーケストラ, 802DJs
[セットリスト] 銀河と迷路
ミュージックビデオ：「はなむけ」
19:07終演
〖物販リンク〗
▽imase 1stアルバム(2024/5/15リリース)
▽SUPER BEAVER 9thアルバム(2024/2/21リリース)
▽Da-iCE 配信限定シングル(2024/4/17リリース)
▽東京スカパラダイスオーケストラ 配信シングル(2024/5/6リリース)
▽TOMOO メジャー1stアルバム(2023/9/27リリース)
▽フジファブリック 12thアルバム(2024/2/28リリース)
▽UNISON SQUARE GARDEN ベストアルバム(2024/7/24リリース)
