『ジョン・レノン 失われた週末』映画レビュー・感想・評価 劇場公開日:2024年5月10日 『ジョン・レノン 失われた週末』映画鑑賞 2024年5月16日(木) 大阪ステーションシティシネマ 『ジョン・レノン 失われた週末』映画鑑賞 2024年5月16日(木) 大阪ステーションシティシネマ スクリーン7

 

5/16(木)は大阪ステーションシティシネマへ映画『ジョン・レノン 失われた週末』を観に行きました。先週金曜に封切られた、ジョン・レノンが個人秘書メイ・パンと過ごした"失われた週末"と呼ばれる日々についてのドキュメンタリーでした。アメリカで2022年に制作されて昨年4月に公開された映画の日本語字幕版でした。できればタイトル通り週末に観たかったのですが、都合により平日のこの日に観ることになりました。

私的にジョン・レノンの映画を観るのは一昨年の命日に公開された映画『ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実』以来。生のライブとしては、ビートルズのメンバーの中ではポールとリンゴのライブを見たことがありますが、故人となったジョンとジョージのライブは見たことは残念ながらありません。

大阪ステーションシティシネマへは5年ぶりに来ました。JR大阪駅北側のノースゲートビルディング11階にある12スクリーン・約2,500席を備える関西最大級のシネマコンプレックスでした。

エスカレーターを乗り継いで11階へ。発券機に事前予約して送られてきたQRコードをかざして発券。定刻10分前からスクリーン7に案内されました。予告編やCM,案内などが映された後、定刻から9分して邦題がスクリーンに映し出されて上映が開始。

映画は個人秘書メイ・パンが当時を振り返って語るスタイルで進行しました。個人秘書となったいきさつから"失われた週末"と呼ばれる1973年9月から75年5月までのジョン・レノンの音楽活動から私生活まで公私にわたる姿が当時の映像や写真で蘇りました。今までジョンの数年の期間について当事者によって語られたドキュメンタリーは見たことがなかったので、とても新鮮で興味深かったです。ビートルズ解散後の元メンバーや他のミュージシャンたちとの関係性やリリースされた楽曲の背景なども垣間見ることができました。"失われた週末"と呼ばれて、メイ・パンもあまりよく思われていなかったみたいですが、前妻とその息子であるジュリアン・レノンとの関係性も良好であったことがうかがい知れたのも好感が持てました。
時系列にテンポよく場面が進んで行ったので、ストーリーに没入し、1時間35分があっという間に感じられました。

今まで知らなかったジョン・レノンの一面を知ることができた、とても興味深いドキュメンタリー映画でした。

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映画『ジョン・レノン 失われた週末』
劇場公開日:2024年5月10日

【作品データ】
2022年製作/94分/アメリカ
原題:The Lost Weekend: A Love Story
配給:ミモザフィルムズ

【スタッフ】
監督:イヴ・ブラントシュタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ
製作:イブ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ、クリスタル・カリー
製作総指揮:ミッキー・パーセル、ペギー・テイラー、エリック・デウィット、ランディ・フィックス、ケイト&ハンス・モリス、フレッド・フリーマン、ハリ・マーク、ボブ・フランシス、ジョナサン・グールド、デビッド・ダイナースタイン
音楽監修:ハワード・パー

【キャスト】
メイ・パン
ジョン・レノン
ジュリアン・レノン
ポール・マッカートニー
デビッド・ボウイ
エルトン・ジョン

 

 

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