花*花、有華、松室政哉、Lay、NONA REEVES、田島貴男、由薫「アコースティックフェスティバル KOBE 2024」@神戸三宮・元町エリア 2024年4月20日(土) Kiss FM KOBE主催「アコースティックフェスティバル KOBE 2024」@神戸三宮・元町エリア 2024年4月20日(土) Kiss FM KOBE主催「アコースティックフェスティバル KOBE 2024」@神戸三宮・元町エリア

 

4/20(土)はKiss FM KOBE主催「アコースティックフェスティバル KOBE 2024」を観に行きました。2014年より毎年4月に開催されている神戸三宮・元町エリアの音楽会場をめぐるライブサーキットイベントでした。

【観覧アーティスト】
花*花、有華、松室政哉、Lay、NONA REEVES、田島貴男、由薫

9つのライブ会場のうち3会場をまわり、7組のアーティストを観ました。松室政哉とNONA REEVES以外は、今までインストアやイベントライブで観たことのあるアーティスト達でした。

神戸三宮には3か月ぶりに来ました。昼前に神戸三宮に着き、阪急神戸三宮駅の北側出口を出たところにあるサンキタ広場ブースでKiss PRESSをもらってから、VARIT.へ。入口前には20人以上が並んでいました。12時に開場し、階段で地下のフロアへ降り、ステージ前の場所を確保。洋楽ナンバーがBGMに流れるなか開演を待ちました。

12:30からライブの1組目は花*花。2000年にメジャーデビューした兵庫県出身のこじまいづみとおのまきこによる女声デュオ。メジャーデビューの年にライブイベントで初めて観て、最近では観るのは5年ぶり。場内は入場規制がかかるほど超満員になりました。2人は縦じまの白いジャンプスーツで登場。ライブはステージに2台並べたKeyboard を2人で弾きながら交互に歌うスタイルでした。1曲目は「赤い自転車」。こじまいづみがピアニカを吹いてリードボーカルを歌い、おのまきこがPiano伴奏とChorusをして聴かせました。"スピッツが花*花のヒット曲「さよなら 大好きな人」をカバーしてくれたので、お返しにカバーした"というスピッツの「楓」をおのまきこがピアニカを吹いてリードボーカルを歌い、続いてこじまいづみのリードボーカルでバラード「さよなら 大好きな人」を2人でハモりながら歌いました。今年デビュー24周年でアコフェスは初出演とのこと。7/20&27(土)に東京と大阪でワンマンライブをすることが告知されました。アップテンポナンバー「いつも心に花を持て」をこじまいづみのリードボーカルでサビを2人でハモりながら歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。最後の曲はメジャーデビュー曲でヒット曲の「あ〜よかった」。こじまいづみがハンドマイクを手に立ち上がっておのまきこのPiano伴奏で軽快に歌い、観客はリズムに合わせて手拍子したり、サビを合唱したりして盛り上がりました。

クラブ月世界へ移動し、13:50からの有華のライブを観ました。有華はインディーズで活動してきて去年メジャーデビューした大阪出身の女声シンガーソングライター。私的に5年前に花*花が出ていたライブイベントで初めて見て、最近では観るのは半年ぶり。場内は着席で、ステージ前3列目の席を確保しました。有華は後方から客席通路を歩いてステージに登場。白いジャンプスーツの衣装で、Keyboard弾き語りでライブしました。1曲目は「Bestie」。メロディアスなPianoを弾きながら伸びやかに歌いました。「Partner」をリズミカルに歌い、観客はリズムに合わせて手拍子をしました。アコフェスには2019年に初出場して今回2回目とのこと。「恋ごころ」をソフトな声で歌った後、今年2月配信リリースした新曲「告うた」を披露。リズミカルな演奏にハイノートのボーカルで聴かせました。"しばらく体調を崩してお休みしていたので久々のライブ"とのことでした。観客に歌の指導をした後、メジャーデビュー曲「Baby you」をリズミカルに歌い、サビに合唱したり掛け合いしたりして盛り上がりました。"最後の曲は盛り上がっていきましょう"と言って、曲は「バースデーソング」。リズミカルにPianoを弾きながら軽快に歌い、観客は手拍子したり合唱したりして一体となって盛り上がりました。

VARIT.へ戻り、15:10からは松室政哉。2007年からインディーズで活動してきて2017年にメジャーデビューしたオフィスオーガスタ所属で大阪府出身の男声シンガーソングライター。薄茶色のスーツで登場。1曲目は「Touch」。ウルトラ寿司ふぁいやのなめちゃんのKeyboard&Chorusとともに椅子に腰かけてアコギを弾きながら歌いました。次は「マーマレードジャム」。Pianoソロを交えたJazzyな演奏とともにリズミカルに歌い、観客は手拍子をして盛り上がりました。「出逢いなおし」をサンプリングして重ねたGuitarのミュートのストロークとともに観客とクラップしながら歌いました。バラード「海月」をアカペラ始まりで歌い始め、途中からPianoが加わるなか伸びやかに歌い上げました。「今夜もHi-Fi」をDrumsのビート音とともに軽快に歌ってハーモニカソロも吹いて聴かせ、観客は手拍子をしたり、前方の女性ファンはサビの始めに腕を一緒に上げたりして盛り上がりました。最後の曲は「愛だけは間違いないからね」。アコギを置いて立ち上がってハンドマイクを手にグルーブ感のあるビートとPianoの伴奏とともに歌い、観客はサビに一緒に腕を左右に振るなど会場が一体となって盛り上がりました。

同じ会場で16:30からはLayのライブ。15歳の兵庫県在住の女声シンガーソングライター。私的に昨年3~9月に何度かライブを観て以来でした。白のロングスカート、白いレースの襟とハート柄の紺の半袖のトップスの衣装でした。1曲目は昨年リリースした1st CDのタイトル曲「I'm Believin'」。スタンドマイクの前に立ち、アコギを弾きながら英語詞のナンバーを流暢な発音で歌いました。次にTaylor Swiftのカバーで「You Belong With Me」をリズミカルに歌いました。新曲の「君なしでも」を1番を日本語、2番を英語で披露。この曲の日本語versionを今年5/8(水)にリリースすることが告知されました。アップテンポナンバー「サンデリア」をアコギをかき鳴らしながらほとんど英語詞で歌い、観客は手拍子をして盛り上がりました。スローナンバー「Visiting Hours」をアコギのストロークとともに歌いました。6/26(水)に心斎橋のライブハウスに妹とのユニットで出演する告知も行われました。最後の曲は姫路城世界遺産登録30周年記念事業の曲として自ら書き下ろした「Egret Castle」。アルペジオでアコギを弾きながら英語と日本語を交えた歌詞で伸びやかに歌い、後半ストロークでかき鳴らしながら声量豊かに歌いました。

その後チキンジョージへ移動し、NONA REEVESを観に行きました。NONA REEVESは京都出身のVocal西寺郷太を中心に1995年に結成し、1997年メジャーデビューしたソウル、ファンクに影響を受けたバンド。会場に着くと入口に人が並んでいて私の数人前で満員となり、入場規制がかかりました。1曲目が終わって何名か出てきたので入れ替わりに入ることができ、2曲目の途中から聴くことができました。「DJ! DJ! 〜とどかぬ想い」をファンキーな演奏とともに歌いました。Drumsのイントロから「ラヴ・アライヴ」をRapを交えて歌い、DrumsやGuitarのソロを交えて演奏しました。6/1&2に京都磔磔で西寺郷太プロデュースのライブイベントを行うことが告知されました。アコースティックフェスティバルということで西寺郷太は自身もアコギを弾きながら「Seventeen」を歌い、Guitarソロを交えて聴かせました。最後の曲は「AUGUST」。英語詞のナンバーを軽快なリズムで歌って、満員の観客とともに盛り上がりました。

同じ会場で18:30からはOriginal Love 田島貴男のライブ。Original Love は1985年4人で結成し、1991年に5人組でメジャーデビュー、1995年以降は田島貴男によるソロユニット。私的に13年ぶりに観ました。田島貴男は黒のレザージャケットにブラックジーンズの衣装で登場。1曲目は「フィエスタ」。スタンドマイクの前に立ち、シルバーのドブロギターのボディーを叩いたり、サムピックでかき鳴らしたり、スライド奏法で演奏しながら歌い、観客は手拍子して盛り上がりました。こげ茶色のフルアコに持ち替え、2曲目は「接吻」。サビ始まりでスローテンポで歌い始めて、テンポを上げてピックでかき鳴らしながら歌い、Guitarソロやスキャットを交えて聴かせました。Jazzyな演奏とともに「bless You!」をシャウト交えて歌い、観客はリズムに合わせて手拍子をして盛り上がりました。アコギに持ち替えて、曲は「ソウルがある」。ボイスパーカッションをサンプラーを使ってリピートし、アコギを弾きながら歌いました。再びドブロギターに持ち替えて、最後の曲は「JUMPIN' JACK JIVE」。足でスタンプのビートを刻み、サムピックでかき鳴らしながら途中からテンポを上げるなか歌い、観客は手拍子したりCall&Responseしたりして最高に盛り上がりました。

クラブ月世界へ戻り、19:10からの会場最後のステージで由薫のライブを観ました。沖縄出身で幼少期をアメリカ、スイスで過ごし、2022年にメジャーデビューした女声シンガーソングライター。私的に今年1月以来に観ました。開演数分前に入場。通路側の席が1席空いていたので座ることができました。そしてその横の通路を由薫が後方から歩いてステージへ。薄カーキの長袖シャツにインディゴデニムのジーンズの衣装でした。スタンドマイクの前に立ち、アコギを弾きながら歌いました。1曲目は「Fish」。アルペジオを弾きながらソフトな声で歌いました。"次の曲は神戸を舞台にしたドラマのために書き下ろした曲"と紹介をして「Crystals」。スローテンポのストロークとともにソフトに歌い始めて、サビに声を張って歌いました。"この会場は独特なデザインで好き"と語りました。"次の曲はクラップをよろしく"と言って、曲は「Rouge」。アコギをかき鳴らしながらスキャットを交えて後半声を張って歌い、観客はリズムに合わせて手拍子をして盛り上がりました。1月にリリースした初めてのアルバム『Brighter』のツアーで6/30(日)に梅田シャングリラでライブを行う告知をしました。「No Stars」をアコギをかき鳴らしながらなめらかな日本語と流暢な英語を交えて伸びやかに歌いました。"たくさんの人に聴いてもらった特別な曲"と紹介をして、最後の曲は「星月夜」。スローテンポでアルペジオを弾きながらソフトな声で歌い、途中アカペラを挟んで伸びやかに歌いました。観客はクリアーな歌声にじっと聴き入り、歌い終えると拍手を送りました。

会場を出て夜の神戸の街を歩き、余韻に浸りながら家路に着きました。

各アーティストがそれぞれのスタイルでアコースティックライブを繰り広げたイベントで、存分に堪能しました。

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Kiss FM KOBE主催「アコースティックフェスティバル KOBE 2024」
2024.4.20(Sat)
@神戸三宮・元町エリア

花*花(12:30~13:04 VARIT.)
[出演] こじまいづみ Vocal&Piano / おのまきこ Piano&Vocal
[セットリスト] 赤い自転車 / 楓(スピッツのカバー) / さよなら 大好きな人 / いつも心に花を持て / あ〜よかった

有華(13:51~14:20 クラブ月世界)
[出演] 有華 Vocal&Keyboard
[セットリスト] Bestie / Partner / 恋ごころ / 告うた / Baby you / バースデーソング

松室政哉(15:10~15:42 VARIT.)
[出演] 松室政哉 Vocal&Acoustic guitar / なめちゃん Keyboard,Chorus(ウルトラ寿司ふぁいや)
[セットリスト] Touch / マーマレードジャム / 出逢いなおし / 海月 / 今夜もHi-Fi / 愛だけは間違いないからね

Lay(16:30~17:09 VARIT.)
[出演] Lay Vocal&Acoustic guitar
[セットリスト] I'm Believin' / You Belong With Me(Taylor Swift Cover) / 君なしでも / サンデリア / Visiting Hours / Egret Castle

NONA REEVES(17:10~17:41 チキンジョージ)
[出演] 西寺郷太 Vocal / 奥田健介 Guitar / 小松シゲル Drums / 林幸治 Bass(TRICERATOPS)
[演奏曲] DJ! DJ! 〜とどかぬ想い / ラヴ・アライヴ / Seventeen / AUGUST

田島貴男(18:30~19:03 チキンジョージ)
[出演] 田島貴男 Vocal&Guitars
[セットリスト] フィエスタ / 接吻 / bless You! / ソウルがある / JUMPIN' JACK JIVE

由薫(19:10~19:42 クラブ月世界)
[出演] 由薫 Vocal&Acoustic guitar
[セットリスト] Fish / Crystals / Rouge / No Stars / 星月夜

 

 

〖物販リンク〗

 ▽花*花 最新配信シングル(2024/2/21リリース)

 

 ▽有華 最新配信シングル(2024/02/28リリースリリース)

 

 ▽松室政哉 最新配信シングル(2024/2/28リリース)

 

 ▽Lay 4thデジタルシングル(2024/1/17リリース)

 

 ▽NONA REEVES 17thアルバム(2021/9/8リリース)

 

 ▽田島貴男 Original Love 20thアルバム(2022/11/16リリース)

 

 ▽由薫 1stアルバム(2024/1/17リリース)