3/12(火)はNHK大阪ホールへNHK総合テレビの音楽番組『うたコン』の公開生放送の観覧に行きました。司会は谷原章介と赤木野々花アナウンサーで、この日は連続テレビ小説『ブギウギ特集』ということで、ドラマのキャストも出演。出演者は登場順に、伊原六花，メッセンジャー黒田，新納慎也，AKB48，丘みどり，えなりかずき，藤間爽子，吉柳咲良，純烈，MITCH，翼和希，OSK日本歌劇団，工藤夕貴，五木ひろしでした。
私的に『うたコン』の観覧に来るのは1年10か月ぶりでした。コロナ禍以前には当日夕方に列に並んで当選はがきを座席指定券に引き換えていましたが、観覧が再開されてからは密を避ける目的で当選はがきに座席が記載されており、コロナ禍以降も同様に当選はがきにあらかじめ座席が記載された形になりました。
夕方会場のあるNHK大阪局に着くと、1階フロアではブギウギセット公開が行われており、大阪の花湯や東京の旧自宅のセット、おでんの屋台、梅丸歌劇団や雑誌や新聞、ポスターなどの小道具、衣装、等身大パネル、サインなどが展示されていました。この展示会は3月1日～17日まで行われているとのこと。サインなど一部を除いては撮影OKだったので、多くの人がスマホのカメラに収めていました。
開場時刻の19時になって1階エスカレーター下の列にならび、エスタレーターでビル4階に上がり、ホール入口で当選はがきのチェックを受けて入場。1階席前方のステージ前Fブロック7列の常設の席が長椅子2列に取り換えられて、ステージと長椅子の間に収録用カメラの可動域が設けられていました。私の席は1階席下手側のLブロックの後の方でした。席に着き、ジャズのインストナンバーがBGMに流れるなか開演を待ちました。
開演13分前に番組ディレクターの野口氏がステージに現れて9分ほど前説。注意事項の説明のほか、拍手の練習と笠置シヅ子の当時の音源とともに「ヘイヘイブギー」の掛け声の練習が行われました。司会の谷原章介と赤木野々花アナウンサーがステージに現れて来場客に挨拶。3分前に幕が開くと出演者全員勢ぞろいしていて、司会から名前を紹介。
カウントダウンの後、定刻19:57から生放送が開始。ブギウギキャストの伊原六花を含む出演者がマイクを手に「東京ブギウギ」を歌いました。演奏はいつものmusic concertoでしたが、指揮はフラッシュ金子ではなく音楽監督の栗田信生氏が務めていました。
ここでステージ上方のスクリーンに主演の趣里のラッパと娘の歌唱シーンやドラマのシーンのビデオのほか、当時笠置シヅ子とテレビ共演した黒柳徹子のインタビュー映像が流れました。その後、客席最前列の長椅子に座るブギウギキャストにカメラが向けられ、そのうちの一人、村山興業の東京支社長・坂口役を務めたメッセンジャー黒田の姿が映り、ステージ下手に立つ司会の2人とトークをしました。
ここから4曲はドラマのキャストを含めて引き続き『ブギウギ』からのナンバー。 演出家・松永大星役を務めた新納慎也がハンドマイクを手に登場し、曲は「買物ブギー」。買い物かごを下げたエプロン姿の3人のAKB48のメンバーとともに客席通路からステージに向かって歩きながら歌い、ステージに上がると他のインカムをつけたAKB48メンバーと合流して歌いました。
「アイレ可愛」は白地にオレンジの花柄のワンピース姿の丘みどりがスタンドマイクで歌い、福来スズ子とその楽団の鍵盤奏者役のえなりかずきがAccordion、幼馴染みのタイ子役の藤間爽子が白地にエンジの柄の和服姿で白とオレンジ色の扇を手に踊りを披露しました。
「ヘイヘイブギー」は来週からスズ子のライバルの若手歌手 水城アユミ役で出演予定の吉柳咲良が純烈とともに歌い、楽団指導を務めるMITCHがTrumpetを演奏しました。
梅丸少女歌劇団のモデルでドラマにも出演しているOSK日本歌劇団からスズ子の先輩・橘アオイ役の翼和希が登場。劇中で梅丸少女歌劇団の歌として使われたOSK日本歌劇団のテーマソング 「桜咲く国」をラインダンスするOSKのメンバーとともに歌い、ラストのピンクの傘を回すところで、伊原六花らドラマキャストも大小の傘を回しながら登場しました。(OSK日本歌劇団は主人公のモデル笠木シズ子も当時実際に在籍していたそうです)
井沢八郎の「あゝ上野駅」を娘の工藤夕貴がこの曲をカバーしている五木ひろしと共演。最初は工藤夕貴が五木ひろしのガットGuitarの伴奏で歌い、2番からGuitarを置いて立ち上がった五木ひろしがmusic concertoの演奏とともに歌い、最後に2人でDuetしました。
後半は出演歌手のオリジナル曲。
丘みどりが胸のあたりが白いオフショルダーになった黒のロングドレスに衣装替えして登場。新曲「涙唄」を披露しました。
純烈は柄の入ったグレーの揃いのスーツから色違いのカラフルなスーツに衣装替えして登場。北島三郎が原譲二のペンネームで作曲した最新曲「純烈魂」をリズミカルに歌い、観客はリズムに合わせてメンバーとともに手拍子しました。
AKB48は白いドレスの衣装で登場し、翌日3/13(水)リリースの柏木由紀卒業シングル「カラコンウインク」を披露。今年4月に卒業する柏木由紀がセンターを務めてダンスパフォーマンスしました。
五木ひろしがダークグレーのスーツから紫のスーツに衣装替えして登場。翌日3/13(水)リリースの新曲「こしの都」を披露。(衣装のスーツの色が紫なのは歌詞の中に"越の国に紫式部も居た"と出てくるからだと思われます)
最後に客席にいたメッセンジャー黒田も含めた全出演者がステージに勢ぞろいして45分間の生放送が終了して幕が閉じました。谷原章介は翌朝のTV番組出演のため足早に会場を後にしました。
放送終了後10分間、会場に残った観客のためのステージ。昨年デビューし、現在16歳の演歌歌手 梅谷心愛(うめたにこころ)が赤とグレーの着物に黒の羽織の衣装で登場。司会の赤木野々花アナウンサーが遅れて登場してトーク。おばあちゃんの影響で美空ひばりを好きになり、他局のテレビ番組『博士ちゃん』で美空びばり博士として出演していたとのこと。今年4月からはラジオ大阪でレギュラーDJを務めるそうです。そして美空ひばりの「人生一路」と昨年7月リリースのデビュー曲「磐越西線ひとり」を披露。カラオケトラックのサウンドをバックに、若いながらもしっかりとしたクリアーな歌声を聴かせ、観客はリズムに合わせて手拍子をしました。
ドラマのセット展示やキャストとともに劇中歌と踊りを観ることができ、ブギウギの世界を存分に堪能しました。
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うたコン「連続テレビ小説ブギウギ特集」公開生放送
2024.3.12Tue)
＠NHK大阪ホール
【司会】谷原章介, 赤木野々花アナウンサー
【出演】伊原六花，メッセンジャー黒田，新納慎也，AKB48，丘みどり，えなりかずき，藤間爽子，吉柳咲良，純烈，MITCH，翼和希， OSK日本歌劇団，工藤夕貴，五木ひろし
(生放送終了後：梅谷心愛)
【セットリスト】
東京ブギウギ (出演者有志)
買物ブギー (新納慎也・AKB48)
アイレ可愛や (丘みどり・えなりかずき・藤間爽子)
ヘイヘイブギー (吉柳咲良・純烈・MITCH)
桜咲く国 (OSK日本歌劇団)
あゝ上野駅 (工藤夕貴・五木ひろし)
涙唄 (丘みどり)
純烈魂 (純烈)
カラコンウインク (AKB48)
こしの都 (五木ひろし)
=生放送終了後=
人生一路 (梅谷心愛)
磐越西線ひとり (梅谷心愛)
【Musician】
栗田信生 音楽監督&指揮
＜music concerto (M1～10)＞
紺野紗衣 Piano&Keyboard
佐藤雄大 Synth Keyboard
川崎哲平 Electric/Wood bass
伊藤史朗 Drums
古川 望 Electric&Falk guitars
伊平友樹 Electric&Gut guitars
萱谷亮一 Percussions(Latin&Classical)
鈴木正則 Trumpet
山下真一 Trumpet
具志堅 創 Trumpet
宮内岳太郎 Trombone
吉田 治 Alto sax& Woodwind
竹野昌邦 Tenor sax&Woodwind
鈴木佐江子 Chorus
渡部沙智子 Chorus
Shin-Imayama Chorus
クラッシャー木村ストリングス Strings
1st Violin：クラッシャー木村、伊藤真理子、長野昭子、中野祥世
2nd Violin：澤田知栄子、磯辺 陽
Viola：古味亜紀、柳原史佳
Cello：大橋友子、大熊勇希
〖物販リンク〗
▽ブギウギ 歌の大傑作集(2024/3/30リリース)
▽MITCH 最新リーダーアルバム(2020/12/10リリース)
▽丘みどり 16thシングル(2024/2/7リリース)
▽純烈 16thシングル(2024/4/3リリース)
▽AKB48 63rdシングル(2024/3/13リリース)
▽五木ひろし 134thシングル(2023/9/20リリース)
▽梅谷心愛 デビュー曲の新装盤(2024/4/17リリース)
