ドキュメンタリー映画 フレディ・マーキュリー ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン 劇場公開日:2024年2月16日 『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』映画鑑賞@なんばパークスシネマ 『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』映画鑑賞@なんばパークスシネマ 2024年2月16日(金)

 

2/16(金)は大阪・なんばパークスシネマへ映画『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』を観に行きました。この日封切られた1991年に他界したクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの出生から音楽活動、他界するまでの人生を写真と映像、関係者の証言で語られるドキュメンタリー映画でした。私的にクイーンは1981年ごろ音楽雑誌で知り、ライブとしてはフレディ・マーキュリーの没後2005年以降の来日公演しか観たことがないので、在りし日のフレディに関してドラマのような脚色のないリアルな話は非常に興味がありました。

会場のある複合商業施設のなんばパークスには10か月ぶりに来ましたが、施設内の映画館であるなんばパークスシネマへ入るのは5年ぶりでした。8階にある大阪市内第2位の規模の11スクリーンからなるシネマコンプレックスでした。封切日の朝夕2回上映のうち夕方の本作字幕監修者が登壇するアフタートーク付き上映を観ました。

なんばパークスの8階までエレベーターで上がり、前売りの全国共通特別鑑賞券を座席指定券に引き換え。定刻の10分前から入場が案内され、111席のシアター9へ。座席に着き、定刻から10分間、予告編やCM、マナーなどの注意事項の後、上映開始。クイーンのライブ映像や写真、PV映像などを交えて、フレディの妹でマネージャーだったカシミラ・バルサラ、ジャーナリストのポール・ガンバッチーニ、音楽ジャーナリストのロージー・ホライド、カメラマンのミック・ロック、EMIの当時のゼネラルマネージャーのポール・ワッツら近しい関係者が在りし日のフレディについて語りました。フレディ本人やクイーンのメンバーのインタビューもありました。パーソナルなものから音楽的な話まで語られました。エンドロールまで入れて50分くらいのドキュメンタリーでしたが内容の濃いものでした。

上映終了後は、1分も経たずに続けてアフタートークへ。元宝塚出身の女優 汐月しゅうの司会で、本作の字幕監修を手掛けたクイーンコンシェルジュの吉田聡志氏が登壇。この日昼に名古屋の上映後に登壇し、大阪なんばは2回目とのこと。この後、夜も梅田で登壇し、翌日以降全国を回るようでした。38分間、1975年の初来日から先日のライブの話まで、フレディとクイーンを追いかけてきた話を後半来場者からの質問への回答を交えて話をされました。

クイーンのライブから10日と経たず、フレディの人生をたどる映画を観て話を聴くことができ、とても満足しました。

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フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
劇場公開日:2024年2月16日

【作品データ】
2023年製作/49分/イギリス
原題:Freddie
配給:NEGA/アップリンク

【スタッフ】
監督・脚本・編集:フィンレイ・ボールド
製作:ブライアン・アベック
編集:ジョーダン・ヒル、ダニエル・ウィンター
音響:クリスチャン・タント

【キャスト】
フレディ・マーキュリー (Vocal)
ブライアン・メイ (Guitar)
ロジャー・テイラー (Drums)
ジョン・ディーコン (Bass)
カシミラ・バルサラ (妹)
ポール・ガンバッチーニ (ジャーナリスト) 
ロージー・ホライド (音楽ジャーナリスト)
ミック・ロック (カメラマン)
ポール・ワッツ (EMIゼネラルマネージャー)

 

 

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