12/24(日)は大阪・フェスティバルホールへ平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 ～Walking with A-ya～を観に行きました。2023年12月17日に迎えるデビュー20周年を記念して9月の和光市から３か月間、全国21か所で行われてきたアニバーサリーコンサートの最終日の大阪公演でした。
私的に平原綾香のライブは昨年のツアー大阪公演や１年前の枚方での関西フィルとのコンサート以来の観覧でした。
会場のフェスティバルホールへは12日ぶりに来ました。昼下がりに会場へ到着。列に並んで、入口でチケットをもぎり、エスカレーターに乗って階を上がって入場。しばらくロビーで待ってフロア内へ。BGMにチェンバロの音色が小音量で流れるなか、席に着き開演を待ちました。チケットはSOLD OUTとのことで、開演時刻が近づくと場内は満席になりました。
定刻17時を5分過ぎ、パイプオルガンのメロディーが流れて照明が落ち、バンドメンバーがスタンバイ。アカペラで歌いながらシルバーのドレスとガウンを着た平原綾香が登場し、ライブがスタート。1曲目は「Georgia on My Mind」。バンドの演奏が加わるなかソウルフルに歌い、自らAlto saxソロを吹きました。バンドメンバーはKeyboardの代役を田島岳が務めた以外は、Drumsの則竹裕之、Bassの岡田治郎、Guitar&Celloの伊藤ハルトシのお馴染みのミュージシャン、そしてManipulatorの添田哲志でした。
曲間のトークで平原綾香は自身のデビュー20周年を記念するコンサートの来場者へ感謝の気持ちを伝えました。
Pianoイントロから「おひさま～大切なあなたへ」をソフトに歌い始めバンドの演奏とともに朗々と歌い上げました。
"5歳のあーやへ"という手紙の朗読を挟んで、バスドラの強いサウンドとともに「Voyagers」を歌いました。「大きな木の下」をリズミカルな演奏とともに低音から高音まで広い音域で歌い、一人踊りました。
子どもたちの声が流れるSEを挟んで、スローナンバー「星つむぎの歌」。ソフトに歌い始めて、観客がペンライトを点灯して振りながら一緒にサビを合唱しました。Piano伴奏で「いのちの名前」を歌い始めてバンドとともにスローに歌いました。カラフルな照明の下、アップテンポナンバー「5つの魔法」を軽快に歌い、観客はリズムに合わせて手拍子をしました。
"17歳のあーやへ"という手紙の朗読を挟んで、曲は高校の文化祭で主役を演じたミュージカル『天使にラブソングを2』のナンバー「Joyful, Joyful」。ステージを動き回りながら歌い、観客は立ち上がって手拍子したりペンライトを振ったりしながら掛け合い部分の歌詞を合唱しました。ガウンを脱いで、ノースリーブのドレス姿になって「This is Me～Rainbow～」をRapを交えて歌いました。
曲間のトークで5歳の頃、Sax奏者の父が安全地帯のバックバンドをしていて玉置浩二さんに初めて会った話をした後、玉置浩二作詞作曲の「マスカット」。ステージ上手の椅子に腰かけてスポットライトを浴びながら、哀愁のあるガットGuitarの旋律とともに歌い上げました。
白いストールを羽織って風を受けてはためかせながら、5枚目のシングル曲で2ndアルバム１曲目の「BLESSING 祝福」を太い低音の声で朗々と歌いました。次に４枚目のシングルで同アルバム収録の「虹の予感」を疾走感のあるサウンドとともに歌い、観客は立ち上がってペンライトを振って盛り上がりました。
"9年前のあーやへ"という手紙の朗読を挟んで、ミュージカルナンバーのメドレーへ。『ムーラン・ルージュ』のナンバー「Lady Marmalade」を歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。
バンドインストを挟んで、裾が斜めになったアシンメトリーな茶色のドレスに衣装替えして登場。自身主演したキャロル・キングの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』からのナンバー「Natural Woman」を日本語歌詞で歌い上げました。
ミュージカル『メリー・ポピンズ』から「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」をホイッスルボイスを交えながら歌いました。
ここで恒例の"あーやSHOP"のコーナー。グッズのＴシャツやパンツを着たスタッフとともにツアーグッズ紹介を行いました。また12/28(木)18:30からWOWOWプラスで東京公演の収録の模様が放送されることが告知されました。
ミュージカルナンバーへ戻り、ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター～北斗の拳～』から「氷と炎」を歌い上げました。
『オペラ座の怪人』の続編のミュージカル『ラヴ・ネヴァー・ダイズ』から「Love Never Dies～愛は死なず」をオペラ的なソプラノの歌唱法で歌い上げました。
自身も出演したTVドラマ『風のガーデン』の主題歌「ノクターン」と劇中歌「カンパニュラの恋」をメドレーで歌いました。
自身のボイスパーカッションとスキャットでバンドとの掛け合いで「Night In Tunisia」,「くまんばちの飛行」,「アランフェス協奏曲～Spain」をメドレーで披露しました。
スポットライトの下、CM曲にも使われている「キミへ」をソフトな声で歌いました。バラード「Eternally」をファルセットを交えて歌い上げました。
"2年前のあーやへ"という手紙の朗読を挟んで、「Song for you」をソフトに歌いました。
Organのイントロからデビュー曲で代表曲の「Jupiter」。白いスモークが立ち込め後光のような光が差すなか、低音から高音まで広い音域で歌い上げました。
「今、風の中で」を歌い、ステージを端から端まで歩いて観客にお辞儀をし、手を振ってステージを去り、"未来のあーやへ"という手紙の朗読で本編が終了。
観客のEncoreを求める拍手に応えて、グレーのツアーTシャツに着替えたバンドメンバーと平原綾香が登場。このコンサートは開園40周年のテーマソング「5つの魔法」を提供したアドベンチャーワールドのサポートで行われたとのこと。Encoreには9/23リリースの20周年アニバーサリーアルバム『A-ya!』から「Don't Cry」を披露。Pianoのイントロから歌い始め、バンドのリズムが加わるなか赤いライトの下で歌いました。
「スマイル スマイル」を軽快に歌い、観客は立ち上がって手拍子したりペンライトを振ったり合唱したりして盛り上がりました。Piano伴奏で「明日」をソフトに歌い、Celloのソロを交えて聴かせました。出演者全員で横一列になってお辞儀をした後、バンドメンバーが下がり、1人になった平原綾香はアカペラフルコーラスで「CHRISTMAS LIST」を歌い上げました。観客から拍手が送られるなか、真っ赤な衣装のサンタクロースがサプライズで花束を持って現れました。このコンサートの共同演出をした松任谷正隆氏でした。平原綾香は"20周年記念ツアー最終日でクリスマスイブに(亡き父の故郷の)大阪といろんなものが重なって一生忘れないクリスマスになる"と語りました。
ダブルEncoreとなり、20周年アニバーサリーアルバム『A-ya!』からリード曲「からっぽのハート」。田島岳のPiano伴奏で伸びやかに歌い、2時間46分のコンサートを締めくくり、フィナーレを飾りました。
平原綾香の歩みを辿りながら繰り広げられた、デビュー20周年を記念するにふさわしい、内容の充実したコンサートで、存分に堪能しました。
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平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 ～Walking with A-ya～
2023.12.24(Sun)
＠大阪・フェスティバルホール
【メンバー】
平原綾香 Vocal, Alto sax.
則竹裕之 Drums
岡田治郎 Bass
伊藤ハルトシ Guitar&Cello
田島 岳 Keyboard
添田哲志 Manipulator
【セットリスト】
Georgia on My Mind
おひさま～大切なあなたへ
Voyagers
大きな木の下
星つむぎの歌
いのちの名前
5つの魔法
Joyful, Joyful
This is Me～Rainbow～
マスカット
BLESSING 祝福
虹の予感
Lady Marmalade
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman
Supercalifragilisticexpialidocious
氷と炎
Love Never Dies～愛は死なず
ノクターン～カンパニュラの恋
Night In Tunisia
くまんばちの飛行
アランフェス協奏曲～Spain
キミへ
Eternally
Song for you
Jupiter
今、風の中で
=Encore=
Don't Cry
スマイル スマイル
明日
CHRISTMAS LIST
からっぽのハート
〖物販リンク〗
▽平原綾香 20周年アニバーサリーアルバム(2023/09/23デジタルリリース)
