宮本笑里リサイタルツアー2023 初日@大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール 2023年11月4日(土) 宮本笑里リサイタルツアー2023 初日@大阪 ザ・フェニックスホール 2023年11月4日(土) 宮本笑里リサイタルツアー2023 初日@大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

 

11/4(土)は大阪 ザ・フェニックスホールへ宮本笑里リサイタルツアー2023を観に行きました。今年7月に配信シングル「ニライカナイ」をリリースした宮本笑里の、11~12月に東名阪で行われる恒例のリサイタルツアー初日の大阪公演でした。私的に宮本笑里の生演奏は、昨年のリサイタルツアーに続く観覧でした。

会場のザ・フェニックスホールへは1年ぶりに来ました。大阪JR東西線 北新地駅から徒歩3分のあいおいニッセイ同和損保フェニックスタワー3~4階にあるクラシックなど音楽の生演奏が行われる綺麗な木目調の301席の小ホールでした。

昼過ぎに会場に到着。1階でチケットもぎりの後、プログラムを受け取って、エスカレーターで2階、階段で3階まで上がり、客席に入場。オープンステージの上にはSteinway製のグランドPianoと譜面台が置かれていました。2階には空席が目立ちましたが1階席はほぼ満席でした。

定刻14時ちょうどに客電が落ちて、ヴァイオリンの宮本笑里がピアノ伴奏者のロー磨秀(マシュー)とともにステージに登場。リサイタルは真ん中に休憩を挟んだ二部構成で行われました。
楽曲はこれまでのアルバムに収録のオリジナル曲やクラシック曲、未収録の曲を織り交ぜて演奏しました。

宮本笑里はピアノの伴奏とともにヴァイオリンを弾き、明るい曲から悲しげな曲まで表情豊かなヴァイオリンの演奏を聴かせました。綺麗な生の楽器の音色がホールに響き渡りました。観客は着席してじっと演奏を聴き入りました。私の席は上手側の前方の席で、伴奏者が鍵盤を弾く手元は見えませんでしたが、譜面台に隠れることなく宮本笑里がヴァイオリンを弾く手元がよく見えました。

曲間のトークで宮本笑里は、来場者への感謝を伝え、大阪に来るのは今年8月にゲスト出演した「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」以来とのこと。楽曲の紹介とそれにまつわる話を語りながらリサイタルを進行しました。

休憩を挟んで、後半には宮本笑里自身作曲による楽曲や今年リリースした曲も生披露されました。ロー磨秀のソロピアノも1曲聴かせてくれました。スローな曲からアップテンポな曲まで、伸びやかな音色から躍動的なヴァイオリンの演奏まで聴かせました。終盤には技巧的なヴァイオリンを緩急のある演奏で聴かせ、万雷の拍手が送られるなか本編が終了。

観客のEncoreを求める拍手に応えて2人が三たび登場。Encoreに2度応え、伸びやかなヴァイオリンの音色を聴かせてくれました。

息の合った伴奏者とともに表現力豊かなヴァイオリン演奏を聴かせてくれたリサイタルで、生の楽器の音色を存分に堪能しました。

終演後にはコロナ禍には行われなかったサイン会が4年ぶりに行われ、CD購入者に一人ひとり丁寧にサインをしてくれました。

------------------------------------------------------------
宮本笑里リサイタルツアー2023
2023.11.4(Sat)
@大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

出演
宮本笑里(ヴァイオリン)
ロー磨秀(ピアノ)

【プログラム】
=第1部=
ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」第2楽章
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第18番ト長調K.301
 第1楽章 アレグロ・コン・スピーリト
 第2楽章 アレグロ
クライスラー:愛の喜び
フォーレ:夢のあとに
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
モノー:愛の讃歌
服部隆之:Les enfants de la Terre~地球のこどもたち(TBS「THE世界遺産」テーマ曲)

-Intermission- 

=第2部=
宮本笑里:flower
宮本笑里:ニライカナイ
大島ミチル:風笛(NHK連続ドラマ小説「あすか」テーマ曲)
リスト:愛の夢 第3番(ロー磨秀 ソロ)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
ピアソラ:リベルタンゴ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

=Encore=
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲
ラヴランド:ユー・レイズ・ミー・アップ

 

 

〖物販リンク〗

 ▽宮本笑里 配信限定シングル(2023/7/19リリース) 

 

 ▽コンピレーションアルバム「image23」(2023/8/23リリース) ※宮本笑里「ニライカナイ」収録