葉加瀬太郎, 大原櫻子, 家入レオ, 今井美樹, 德永英明, 羽毛田丈史 久原本家 茅乃舎 presents 葉加瀬太郎 音楽祭 2023 初日@京都・上賀茂神社(賀茂別雷神社) 2023年6月3日(土) 久原本家 茅乃舎 presents 葉加瀬太郎 音楽祭 2023 初日@京都・上賀茂神社(賀茂別雷神社) 2023年6月3日(土) 久原本家 茅乃舎 presents 葉加瀬太郎 音楽祭 2023@京都・上賀茂神社(賀茂別雷神社)

 

6/3(土)は京都・上賀茂神社へ久原本家 茅乃舎 presents葉加瀬太郎 音楽祭 2023を観に行きました。今週の土日の京都と翌週の土曜の東京の2週にわたって計3公演行われる、葉加瀬太郎の音楽祭の初日でした。2002年から17年行われてきた情熱大陸ライブの後継ライブとして2019年から始まった音楽祭で、この日の出演は、ホストの葉加瀬太郎のほか、大原櫻子, 家入レオ, 今井美樹, 德永英明, 羽毛田丈史でした。このうち、大原櫻子, 家入レオ, 德永英明はこの日のみの出演でした。

私的に情熱大陸ライブには4回ほど行ったことがあり、葉加瀬太郎音楽祭になってからは2回目でした。初観覧の今井美樹以外は、これまでもライブを見たことのあるアーティスト達でした。

会場の上賀茂神社(賀茂別雷神社)へは1年ぶりに来ました。京都市内からバスで50分、京都市営地下鉄烏丸線 北山駅から北西に徒歩20分ほどの国宝と世界遺産に指定されている神社でした。

昨年と同じように、前日の豪雨が嘘のように晴天となりました。今年は地下鉄で北山駅まで行き、20分ほど歩いて開演1時間半前に会場に到着。鳥居をくぐり、電子チケットチェックの後、スポンサーの茅乃舎(かやのや)のサンプルセットの紙袋を受け取って入場。境内の右手中央にステージがあり、横長に客席が広がっていました。私の席はステージ下手側の巨大スクリーン前のブロックでした。強い日差しの下、スクリーンにCMやライブ告知映像、BGM に洋楽AORが流れるなか開演を待ちました。

定刻15 時半を2分過ぎて、神職による1分ほどのお祓いの後、スクリーンに出演アーティストが紹介されライブがスタート。演奏は若干メンバーが昨年と違っていましたが、お馴染みのPiano の羽毛田丈史やGuitarの田中義人、Percussionの藤井珠緒、Celloの柏木広樹らによる8人編成のバンドが務めました。大原櫻子と德永英明の持ち時間のときだけPiano を青柳誠が務めました。各シンガーは20~30分で4曲ほど歌い、それぞれ最後の1曲は各出演者の衣装の色に合わせた装いの葉加瀬太郎との共演で聴かせました。

1人目は大原櫻子。ピンクのドレスで登場。1曲目は自身出演の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中バンドMUSH&Co.でのデビュー曲「明日も」。バンドのアップテンポな演奏にのってワイヤレスマイクを手にクリアーな声で歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。自身名義の2ndシングルのバラード「瞳」を伸びやかに歌いました。
曲間のトークで、"(昨日から午前にかけての)雨で新幹線が止まってメイクさんが来られなかったため、髪は葉加瀬太郎のヘアメイクさん、顔は自分でメイクした"と語りました。神社で歌うのは初めてとのこと。秋にZeppツアーを行うとライブ告知をしました。
新曲「JUMP!」を軽快な演奏とともにサビでジャンプしながら歌いました。ここで葉加瀬太郎がピンクのシャツと赤いパンツの衣装で登場し、コラボコーナーへ。前日の雨の中リハーサルしたことを語りました。そして舞台『The Dream Co-Star』のナンバーでGloria Gaynorのカバー曲「I Will Survive」を共演。葉加瀬太郎のViolinとバンドのアップテンポな演奏とともに、大原櫻子は英語詞で歌い上げました。

2人目は家入レオ。白のシースルーの長袖にブルーのパンツスタイルの衣装で登場。ミディアムナンバー「ずっと、ふたりで」をソフトに歌い始めて、伸びやかなハイノートの声で聴かせました。
曲間のトークでかもがみ神社と言い間違えて観客の指摘で言い直していました。"今のツアーの後、親友の大原櫻子と同じように秋にZeppでライブをする"と告知しました。
大原櫻子も出演していたドラマ『恋仲』の曲と紹介して、「君がくれた夏」を伸びやかに歌い上げました。"盛り上がっていくよ"と観客を煽って、アップテンポなバンドの演奏とともに「僕たちの未来」をステージ上を左右に歩きながら強い声で歌い、観客はリズムに合わせて手拍子したり、手を挙げて合唱したりして盛り上がりました。そして葉加瀬太郎がブルーのジーンズとシャツの衣装で登場。葉加瀬太郎との共演は8年ぶりとのこと。家入レオはハンドマイクをスタンドマイクに変えて、サビ始まりで「未完成」をクリアーな強い声で歌い、葉加瀬太郎のViolinソロを交えて聴かせました。

3人目はPianoの羽毛田丈史のステージ。自身作曲の映画やテレビ番組のテーマ曲、ミュージカル曲のカバーを演奏しました。葉加瀬太郎とのトークで話を振られて、学生時代に京都の八坂神社の近くによく来たことを語りました。最後に代表曲を葉加瀬太郎のViolinとの共演で聴かせました。

4人目は今井美樹。代表曲をしなやかに歌いました。曲間のトークで、友達やスタッフ、マネージャーが新幹線の運休により東京から来られなかったり、飛行機で乗り継いで遅れて来たりしたことを語りました。葉加瀬太郎とのトークで、情熱大陸のライブに2003年と翌年の2回出演して以来の共演になると語り、当時を振り返りました。葉加瀬太郎のViolinとの共演でバラードをしなやかに歌い上げました。

5人目は德永英明。昨年に続く出演でした。上下真っ白のスーツで登場。スローナンバーを歌いました。「青い契り」をハスキーな声で歌い、フルアコのGuitarソロを交えて聴かせました。「永遠の果てに」をCelloやアコギを交えた演奏とともに歌いました。「レイニーブルー」をソフトに歌い始め、サビに向かってバンドの演奏が盛り上げるなか朗々と歌い上げました。「壊れかけのRADIO」をハスキーな声で歌い上げ、サビを歌い終えるごとに観客から拍手が送られました。そして葉加瀬太郎が昨年同様真っ白なスーツで登場。葉加瀬太郎は"(德永英明が)昨年襟付きシャツだったが今年はクルーネックに変えたところまで合わせた"と語りました。コラボ曲は「最後の言い訳」。葉加瀬太郎が"死ぬほど好きな曲。アレンジの青柳誠の書いたViolinパートが難しく、本音を言うと歌を聴いていたいけど頑張って弾く"と語って共演。美しいViolinのメロディーとともに歌い始め、Violinソロや掛け合いを交えながら強く歌い上げました。

トリはホストの葉加瀬太郎。懐かしいオリジナル曲やスポンサーの茅乃舎のために書き下ろした楽曲など、羽毛田丈史のPiano によるバンドとともに伸びやかなViolinを聴かせました。最後の曲は恒例のアップテンポナンバーを演奏。バンドメンバーのソロや掛け合いを交えてスリリングな演奏を繰り広げました。観客は葉加瀬太郎に促されて立ち上がり、手拍子したり、サビで扇子やライトを左右に振ったりして一体となって盛り上がりました。
最後にスタンディングオベーションの拍手に、葉加瀬太郎とバンドメンバー横一列でお辞儀をして応え、初日のステージを締めくくりました。

新緑に囲まれた神社の晴天の下で3時間20分、各出演者と葉加瀬太郎が歌と演奏を繰り広げたライブで、存分に堪能しました。

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久原本家 茅乃舎 presents
葉加瀬太郎 音楽祭 2023
2023.6.3(Sat)
@京都・上賀茂神社(賀茂別雷神社)

【出演】葉加瀬太郎, 大原櫻子, 家入レオ, 今井美樹, 德永英明, 羽毛田丈史
【バンドメンバー】羽毛田丈史(Piano) / 青柳誠(Piano,Sax) / 屋敷豪太(Drums) / 鳥越啓介(Bass) / 田中義人(Guitar) / 大島俊一(Keyboard,Sax) / 藤井珠緒(Percussion) / 柏木広樹(Cello) / 八巻誠(Manipulator)

【プログラム】
大原櫻子(15:35~16:01)
[セットリスト] 明日も / 瞳 / JUMP! / I Will Survive(Gloria Gaynor)

家入レオ(16:04~16:27)
[セットリスト] ずっと、ふたりで / 君がくれた夏 / 僕たちの未来 / 未完成

羽毛田丈史(16:34~16:51)
[セットリスト] 水は海に向かって流れる~メインテーマ~ / 私のお気に入り(My Favorite Things) / 地球に乾杯 テーマ曲

今井美樹(17:00~17:32)
[セットリスト] PRIDE / PIECE OF MY WISH / 雨にキッスの花束を / Goodbye Yesterday

德永英明(17:37~18:08)
[セットリスト] 青い契り / 永遠の果てに / レイニーブルー / 壊れかけのRADIO / 最後の言い訳

葉加瀬太郎(18:17:~18:52)

[セットリスト] JOY OF LIFE / 風の向こうに / ひまわり /  Born To Smile / 情熱大陸

 

 

〖物販リンク〗

 ▽大原櫻子 6thアルバム(2022/12/7リリース)

 

 ▽家入レオ 7thアルバム(2023/2/15リリース)

 

 ▽羽毛田丈史 7thアルバム(2020/11/11リリース) 

 

 ▽今井美樹 8thベストアルバム(2020/11/11リリース)

 

 ▽德永英明 18thアルバム(2021/6/2リリース)

 

 ▽葉加瀬太郎 TRIOアルバム(2023/3/22リリース)