3/10(金)は神戸・西神中央ホールへMika Nakashima Premium Live Tour 2023を観に行きました。2月に東京から始まり4月の横浜追加公演まで続く、中島美嘉のアコースティックツアーの神戸公演2Daysの1日目でした。私的に中島美嘉のライブは昨年のプレミアムライブとホールツアーの大阪公演に続く観覧で、神戸公演としては4年前のグラブ月世界でのプレミアムライブ以来でした。
今回の会場の西神中央ホールへは初めて来ました。神戸市営地下鉄最西端の西神中央駅から徒歩3分の場所に昨年10月にオープンした複合文化施設なでしこ芸術文化センター内にある500席のホールでした。
マスクをして夕方に会場に向かい、なでしこ芸術文化センターに入ると、木を使った綺麗な内装の施設でした。1～2階に伸びるスロープにできた列に並んで検温の後、入口に進んでチケットもぎりをしてフライヤーを受け取り入場。ステージの上にはグランドPianoとWood bass、譜面台と椅子が置かれていました。階段状に並べられた席に着き、洋楽のSOUL やJAZZなどのBGMが流れるなか開演を待ちました。
定刻19時になり、照明が落ち、中島美嘉がサポートメンバーに続いて登場。サポートはお馴染みのバンマスでPianoの河野伸さんのほか、Wood bassはこれまでの海老沼崇史から川崎哲平に変わっていました。
PianoとBassのみのシンプルなアコースティック編成による演奏をバックに、中島美嘉はハンドマイクを手に歌いました。楽曲はHit曲ではなく、Album曲やSingleのカップリング曲を中心に歌いました。ソフトな声から力強い声まで感情豊かに歌う、生の歌声が会場に響き渡りました。観客は着席して歌と演奏にじっと聴き入りました。
私の席は中腹の列の真ん中くらいで、ステージが死角なく見えて、とても近く感じられました。
曲間のトークで中島美嘉は、来場者への感謝を伝え、初めて来た観客のために通常のライブとは違う選曲で行うプレミアムライブのコンセプトについて説明しました。観客のマスクをしての声出しOKとなったので、コロナ前のように声援を送ったり、話しかけたりするファンに受け答えをしました。
中盤には椅子に腰かけてダークな世界観のナンバーを歌いました。リリカルなPianoからリズミカルな演奏、指弾きのほか弓弾きによるWoodbassの演奏とともに、表現力豊かに歌い上げました。
後半は再び立ち上がって全身で表現しながらエモーショナルに歌いました。軽快な演奏とともに歌い、観客が歌とリズムに合わせて手拍子して盛り上がるなか本編が終了。
観客のEncoreを求める拍手に応えて、中島美嘉とサポートメンバーが再び登場。バラードをマイクを離して歌うなど声量豊かな歌声を聴かせました。歌い終えると、スタンディングオベーションが沸き起こりました。観客の拍手喝采に応えてサポートメンバーとともに深々とお辞儀をし、メンバーが去った後も観客に手を振って約1時間50分のライブを締めくくりました。
歌声の映えるアコースティックな演奏をバックに中島美嘉の歌の世界観をじっくりと聴かせてくれたライブで、存分に堪能しました。
------------------------------------------------------------
中島美嘉 Mika Nakashima Premium Live Tour 2023
2023.3.10(Fri)
＠神戸・西神中央ホール(なでしこ芸術文化センター)
【メンバー】
中島美嘉 Vocal
河野伸 Piano
川崎哲平 Wood bass
【セットリスト】
初恋
あなたがいるから
TOUGH
汚れた花
Mirage
MISSING YOU
ひろ
Forget Me Not
夜が明ける前に
ひとり
LOVE NO CRY
=Encore=
FIND THE WAY
花束
〖物販リンク〗
▽中島美嘉 ニューシングル(2023/3/22リリース)