昨日1/7は江戸川区総合文化センター大ホールへ、小曽根真 ニューイヤー・ジャズを観に行きました。ポーランドのジャズSinger アナ・マリア・ヨペックと日本のジャズPianist 小曽根真により昨年ポーランドでリリースしたAlbum『Haiku』を引っ提げて、東京、松山の2都市で行われる新春ライヴの東京公演でした。
小曽根真のライヴは数年前の東京JAZZやラフォルジュルネ以来の観覧で、アナ・マリア・ヨペックは私的に初観覧でした。

会場である江戸川区総合文化センターは初めて来ました。JR新小岩駅から徒歩15分くらいにあり、音楽の他、落語などの公演も行われている区民ホールでした。

定刻17時を過ぎて照明が落ち、ライヴがスタート。出演者はみなAlbum『Haiku』のレコーディングメンバーで、アナ・マリア・ヨペックの年末のBlueNote公演にも同行していたBass,Drumsに男声Vocal兼Fluteを加えたポーランドのMusician達4人と、日本からはPianoの小曽根真と横笛で和服姿の福原友裕の2人という計6人の編成でした。

ライヴは途中に20分程の休憩を挟んで2部構成で行われました。“日本とポーランドの伝統音楽をジャズのスタイルでつづる音楽の旅”というAlbum『Haiku(俳句)』収録のナンバーを中心に演奏しました。民族的なリズムやメロディーと日本の笛の音をフィーチャーしたサウンドに、少しハスキーなメゾ域の女声Vocalのアナ・マリア・ヨペックがポーランド語の歌詞で歌いました。曲により男声のChorusがVocalパートに厚みを加えました。日本人に馴染みのある和の笛の音と聞きなれない言葉が混ざって、ミステリアスに感じました。バンドによる演奏の他、Albumから日本の能楽曲「Do Jo Ji(道成寺)」もPianoと笛のみで演奏されました。

アナ・マリア・ヨペックは小曽根真の震災復興チャリティーAlbumにも参加しているとのことでした。ロビーには被災孤児や動物支援の募金箱が設置されており、休憩の間に私も少額ながら寄付しました。

第2部で、小曽根真はポーランドの作曲家ショパンの曲に取り組んだ自身のAlbum『Road to Chopin』から「マズルカ13番」をソロPianoで演奏した他、Pianoトリオ編成でのブルージーなJAZZ演奏も聴かせました。最後にはフルメンバーでの演奏で各自ソロを交えながら民族的なリズムや男女混声によるハーモニーを聴かせ、盛り上がりのなか本編が終了。

観客の割れんばかりの拍手によりEncoreは2回。Encore最後には、小曽根真のPiano伴奏とアナ・マリア・ヨペックのVocalで、「マズルカ2番」にもメロディーが使われているポーランド民謡「クヤヴィアック」を郷愁の想いを込めて歌い、2時間半のライヴを締めくくりました。

ジャズやクラシック、民族音楽など既存の枠にとらわれない新たな音楽の世界を垣間見せたライヴで、新たな年への強い躍動感を感じました。

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小曽根真 ニューイヤー・ジャズ
2012.1.7(Sat)
@江戸川区総合文化センター大ホール

【メンバー】
小曽根真 Makoto Ozone              Piano
アナ・マリア・ヨペック Anna Maria Jopek     Vocal
ペドロ・ナザルク Pedro Nazaruk         Vocal, Flute
ロベルト・クビスジン Robert Kubiszyn      Electric bass, Wood bass
パヴェル・ドブロヴォルスキ Pawel Dobrowolski  Drums, Percussions
福原友裕 Tomohiro Fukuhara           横笛

【セットリスト】
=第1部=
Yoake
Hej Przelecial Ptaszek
Dolina
Oberek
Biel
Do Jo Ji
Zrob, Co Mozesz

-Intermission-

=第2部=
マズルカ 第13番 イ短調 作品17の4
Lazy Uncle
Pandora
O, Moj Rozmarynie
Cyraneczka

=Encore 1=
〈Improvization〉

=Encore 2=
Kujawiak(マズルカ 第2番-ポーランド民謡「クヤヴィアック」)