昨日5/4は、前日に引き続き高槻ジャズストリート2012を観に行きました。2日間開催の最終日でした。

【5/4の観覧アーティスト】
TONE BASS TRIO
西山瞳
桑山哲也
中本マリ
蓑輪裕之トリオ feat.岸ミツアキ
スコット・ハミルトン

小雨のなか、この日の昼間は市役所隣の生涯学習センターへ行き、12時からTONE BASS TRIOを観ました。関西を中心に活躍するBassistの刀祢直和が率いるPiano,Drumsとのトリオでした。刀祢直和は高槻ジャズに初回から出演されているそうで、若い女性メンバーとのステージでした。Charles Mingusの「Orange Was the Colour of Her Dress」などを演奏した他、「Early Morning」,「愛想笑い」と各メンバーのオリジナル曲を演奏しました。各自ソロを交えながら熱いプレイを聴かせました。

次は西山瞳。過去にも高槻ジャズに自身のPianoトリオで出演を観てきましたが、今回は同じ大阪出身のGuitarとのデュオでした。以前のAlbumからオリジナルの「Changing」,「Pictures」を演奏した他、今回のデュオで録音したNew Album『アストロラーベ』から組曲形式で「Aviator」,「Island」,「Dancer」を演奏しました。Guitarの馬場孝喜はフルアコのES-175を弾き、Pat Methenyを想わせる浮遊感のあるプレイをし、西山瞳はゆったりしたリリカルなPianoをじっくり聴かせてくれました。

そして14時からは桑山哲也。ボタン色クロマチックAccordionベルギー色配列の日本唯一の演奏者。「タンゴ・プア・クロード」や「オブリヴィオン」などのタンゴや「マルゴーのワルツ」などフランスのミュゼットの曲を演奏した他、トークで楽器についてうんちくを語って観客に"ボタン色クロマチックAccordionベルギー色配列"と復唱させました。TV番組『世界不思議発見』へ5/12に出演する告知も行いました。中盤からはViolinの牧山純子を迎え入れて「テンポ・フェリーチェ(TEMPO FELICE)」を共演。アコーディナに持ち替えた桑山哲也はさらにGuitarの横田明紀男も加えた3人で「カルーソ(CARUSO)」をロマンティックに演奏しました。最後にアストル・ピアソラの「リベルタンゴ」を伸びやかなViolin、Bodyを叩くパーカッシブなGuitarと伴に重厚なAccordionで聴かせ、拍手喝采を浴びました。

ここで生涯学習センターから移動。小雨が降ったり止んだりするなか、現代劇場大ホールの夜の部の列に並びました。夕方、入場してステージ下手側の前の列の席に着きました

18時からは女声Jazz Vocalの大御所の中本マリ。若いGuitarの太田雄二による伴奏でのステージでした。「GIRL TALK」など軽快なJazz standardナンバーをアルト域のしっかりとした歌声で聴かせました。トークでは一転してコケティッシュな声で話をしました。スローな「Someone To Light Up My Life」を情感豊かに歌った他、「One Note Samba」,「My Favorite Things」をリズミカルに歌いました。Encoreの拍手に応えて、「Love For Sale」をグルーヴ感のある伴奏のなか歌い上げました。最後にはファンから花束が送られました。

19時からは、蓑輪裕之トリオ feat.岸ミツアキ。高槻ジャズストリート実行委員長の蓑輪裕之さんのBass率いる、岸ミツアキのPianoに竹田達彦さんのDrumsによるトリオでした。ステージ中央にオールドスタイルでセッティングされたステージで、「SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST」,「Skylark」や「春の小川」と春らしい選曲でDrumsがブラシのプレイを交えながら演奏しました。蓑輪裕之さんはグルーヴ感のあるWood bassでサウンドに深みを出していました。岸ミツアキさんは綺麗に響くPiano演奏でじっくり聴かせた他、トークでは関西風の話芸で客席の笑いを誘いました。「On A Slow Boat To China」では途中テンポアップして再び元のテンポに戻る演奏で聴かせました。最後に「Take The A Train」を軽快な演奏して、会場を沸かせました。

このホールでのトリはイギリスから招聘されたTenor saxの大御所 スコット・ハミルトン。ブレークの後、引き続き蓑輪裕之トリオがステージに立ってバックを務めました。「あなたと夜と音楽と」など、Scottはソフトに流れるTenorのブロウで聴かせました。バックのメンバーはソロやScottとの掛け合いなどを聴かせました。大阪の通天閣やNYの桜などが今年100年を迎えるとのことで、「Hundred Years Of Today」と「Cherry」のメドレーも演奏され、ゆったりしたメロディーから軽快なリズムまで聴かせました。本編最後には「Bye Bye Black Bird」を軽快に演奏しました。
割れんばかりの観客の拍手に応えてEncoreへ。韓国の女性Electric violinistが急遽参加して「All Of Me」をセッション。リズムに合わせて観客が手拍子をして最高に盛り上がりました。

終演後、募金箱へカンパをして帰路につきました。

若手から大御所まで、Jazzの生演奏を存分に堪能できた2日間でした。

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第14回 高槻ジャズストリート 2012
2012.5.4(Fri)

TONE BASS TRIO
(11:59-12:39 生涯学習センター2F多目的ホール)
[演奏曲]
Orange Was the Colour of Her Dress /Charles Mingus
Early Morning
愛想笑い
Ame no Hi
他1曲

[メンバー]
刀祢直和    Wood bass
藤川幸枝    Piano
鳥垣優羽    Drums


西山瞳
(12:58-13:41 生涯学習センター2F多目的ホール)
[セットリスト]
Changing
Aviator
Island
Dancer
Pictures

[メンバー]
西山瞳     Piano
馬場孝喜    Guitar


桑山哲也
(14:00-14:51 生涯学習センター2F多目的ホール)
[演奏曲]
"Tangoの曲"
Tango Pour Claude
ナニー
マルゴーのワルツ
オブリヴィオン(忘却) /アストル・ピアソラ
テンポ・フェリーチェ(TEMPO FELICE) /牧山純子
カルーソ(CARUSO)
リベルタンゴ /アストル・ピアソラ

[出演者]
桑山哲也    Accordion
牧山純子    Violin(後半3曲)
横田明紀男   Gut guitar(終盤2曲)


中本マリ
(18:00-18:52 現代劇場大ホール)
[セットリスト]
GIRL TALK
All of You
Since I Fell For You
Blame It On My Youth
One Note Samba
Someone To Light Up My Life
My Favorite Things
People
=Encore=
Love For Sale

[メンバー]
中本マリ    Vocal
太田雄二    Guitar


蓑輪裕之トリオ feat.岸ミツアキ
(19:01-19:42 現代劇場大ホール)
[セットリスト]
SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST
Skylark
On A Slow Boat To China
春の小川(唱歌)
Take The A Train

[メンバー]
蓑輪裕之    Wood bass
岸ミツアキ   Piano
竹田達彦    Drums


スコット・ハミルトン
(20:00-21:00 現代劇場大ホール)
[演奏曲]
You and the Night and the Music
Hundred Years Of Today
Cherry
I Got Rhythm
Bye Bye Black Bird
他1曲

=Encore session=
All Of Me

[メンバー]
Scott Hamilton  Tenor sax
蓑輪裕之     Wood bass
岸ミツアキ    Piano
竹田達彦     Drums
ドウンヘ     Electric violin(Encore sessionのみ)