5/3(木)は、高槻ジャズストリート2018を観に行きました。大阪府高槻市でGWに毎年行われるジャズフェスティバルで、今年で20回目の開催でした。
私的に昨年に続いての観覧で、3Daysの一日目でした。
【観覧アーティスト】
=高槻現代劇場大ホール=
足立衛&アゼリアジャズオーケストラ
牧山純子 with Kyoto Composers Jazz Orchestra
Shiho with 国府弘子スペシャルトリオ
=桃園小学校=
TOKU & SHANTI
西山瞳NRHOMトリオ
宇崎竜童・野本有流&御堂筋ブルースバンド
朝にJR高槻駅へ着いて、高槻現代劇場大ホールへ向かいました。先着順に列に並び、開演20分位前に開場。1階のステージに近い席を確保できました。
定刻12時の11分前になり、実行委員の女性の司会進行で、高槻市長と駐大阪・神戸米国総領事 かれん・ケリーが挨拶。
そして、本会場一日目、午前の部の三組のうち、一組目のメンバーがステージに登場。
一組目は足立衛&アゼリアジャズオーケストラ。足立衛は関西を中心に活動するキャリア55年のAlto sax/Clarinet奏者で関西ジャズ協会理事も務めるとのことで、同じく関西ジャズ協会理事でジャズVocalistの新井雅代の紹介でライヴがスタート。一曲目はホレス・シルバーの「エコロー」。ダイナミックな4ビートのスイングをジェームス・ベレットのTrumpetソロ、高木敏郎のTenor saxソロをフィーチャーして演奏しました。続いて、軽快な疾走感のある演奏でアントニオ・カルロス・ジョビンの「ノー・モア・ブルース」。上川保のフルアコguitarのソロと久家貴志のDrumsソロを織り交ぜて聴かせました。「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」を足立衛のリードAlto saxのメロディーやソロをフィーチャーして演奏しました。
次に、女声Vocalの西田あつ子がシャイニーブルーのドレスでステージに登場してヴォーカルナンバーを2曲披露。「カム・レイン・オア・カム・シャイン(降っても晴れても)」をスローなスイングの演奏をバックに伸びやかに歌いました。コール・ポーター作詞作曲の「ラブ・フォー・セール(恋はいかが)」をスローテンポで歌い始め、途中からテンポアップするなかリズミカルに歌いました。
インストに戻り、軽快なナンバー「ザ・チキン」を荒崎英一郎のTenor saxソロをフィーチャーして演奏しました。最後にオリバー・ネルソンの「クリティックス・チョイス」をAlto sax, 2人のTrombone, Tenor sax, Trumpet, Pianoが次々とソロ演奏を繰り広げて演奏。4ビートのスイングに観客が手拍子をして盛り上がりました。
二組目は牧山純子 with Kyoto Composers Jazz Orchestra。Violinの牧山純子とTromboneの谷口知巳率いるビッグバンドの共演でした。Kyoto Composers Jazz Orchestraがスタンバイするなか牧山純子が真っ赤なドレスで登場。ジャンゴ・ラインハルトの「マイナー・スイング」。ビッグバンドのスイングの演奏をバックに、しなやかなViolinを聴かせました。
続いては牧山純子のオリジナルで10年前のメジャーデビューアルバムのタイトル曲「ミストラル」。Violinのテーマのメロディーのほか躍動的なソロを演奏して聴かせました。
牧山純子はバークリー音楽大学留学中にボストンからの衛星生中継で平井堅が2002年NHK紅白歌合戦に出演した時にバックで演奏した思い出深い曲「大きな古時計」をビッグバンドとの共演で聴かせました。ここからは牧山純子のオリジナル曲のビッグバンド・アレンジが続き、「満月の散歩道」をWood bassのイントロから始め、ClarinetのソロやViolinとの掛け合いを交えながら聴かせました。2011.3.11以降に復興を願って作曲した「こころのひかり」をブラシのDrums演奏やTromboneソロを織り交ぜながら、ソフトで伸びやかなViolinを聴かせました。2016年にスロベニアの独立記念コンサートで演奏したスロベニア組曲から「風」をViolinの伸びやかな音色のテーマから強く激しい独奏まで聴かせました。最後のナンバーは打って変わって、軽快な曲「Sunny-Side Up」を溌剌としたリズミカルな演奏で聴かせ、観客は演奏に合わせて手拍子をして盛り上がりました。
三組目は Shiho with 国府弘子スペシャルトリオ。元Fried PrideのVocal Shihoと国府弘子のPianoとの共演によるステージ。ShihoはFried Pride時代含め13~14年本フェスに出演していますが、国府弘子は初出演とのことでした。
1曲目は国府弘子トリオのインスト演奏。Electric bassの八尋洋一とDrumsの岩瀬立飛とともに4ビートの途中からテンポアップする軽快なPiano演奏を聴かせました。
2曲目からShihoがステージに登場。リズミカルなスキャットを聴かせ、途中からサンバのリズムになり観客はリズムに合わせて手拍子したり、”ラララ”と合唱したりして盛り上がりました。ラテンナンバーが続き、タニア・マリアの「カム・ウィズ・ミー」を軽快なスキャットや小気味よいPianoソロを交えながら歌いました。映画『シャレード』のテーマ曲をShihoが軽快に歌ったほか、各メンバーがソロを繰り広げました。日本語詞のナンバーになり、ユーミンの「卒業写真」を国府弘子がスローでリリカルなPiano伴奏のほかサビでChorusをしてサポートするなかShihoは伸びやかに歌いました。最後は再びサンバのリズムのアップテンポナンバーになり、国府弘子のオリジナル曲「KEEP HOPE ALIVE」をスキャットやPianoソロを交えて聴かせ、観客はリズムに合わせて手拍子をして盛り上がりました。
大ホールの午前の部が終わると、腹ごしらえをしてから桃園小学校へ移動。大阪のラジオ局FM COCOLOのDJクリスが司会進行をしていました。
16時からTOKU & SHANTIを観ました。Pianoトリオのサポートで、メンバーは関西で活躍するPianoの祖田修、お馴染みのWood bassの鳥越啓介、Drumsの大槻KALTA英宣でした。
ドナルド・フェイゲンの「愛しのマキシン」を低音の渋い声で歌い、Flugelhornソロをソフトな音色で聴かせました。TOKUの本フェス出演は10年ぶりの出演とのことでした。次に、女声VocalのSHANTIを呼び込んでデュエット曲へ。バーブラ・ストライサンド&バリー・ギブのナンバー「ギルティ」を息の合った歌声で聴かせました。続いてシナトラ父娘のデユエット曲「恋のひとこと」をソフトな声で歌いました。次にSHANTIをメインVocalにして2曲。SHANTIのオリジナル曲「Wake Up To The Sun」を軽快な演奏で歌い、観客がリズムに合わせて手拍子しました。コール・ポーターのスローバラード「いつもさよならを」を伸びやかに歌い、TOKUはFlugelhornのソロでサポートしました。TOKUとSHANTIは10曲以上共同で曲を書いているとのことで、そのうちの1曲「Our Love Story」を歌詞付きのVersionでデュエット。観客とサビを”ラララ”と合唱したり、腕を左右に振ったりして盛り上がりました。SHANTIはここでステージを下がり、最後にTOKUはシャーデーのカバーで代表曲「Kiss of Life」を軽快なグルーヴに乗って低音の渋い声で歌い、Pianoのソロを挟んでFlugelhornソロをソフトな音色で聴かせました。
17時からは西山瞳NHORHMトリオのステージ。メンバーはリーダーでPianoの西山瞳のほか、 Fretless bassの織原良次、Drumsの橋本学でした。ヘビーメタルの楽曲をジャズアレンジでカバーして演奏しました。1曲目はメタリカの「エンターサンドマン」をディストーションのかかったFretless bassの弓弾きのイントロからリズミカルなPianoとDrumsが加わり、インタープレイを聴かせました。U.K.の「イン・ザ・デッド・オブ・ナイト/闇の住人」を速いリフレーンやメロディーから流れるようなPianoソロをたっぷりと聴かせました。BABYMETALの「THE ONE」をPianoがコードストローク、Fretless bassがリードのメロディーを弾いて聴かせました。ブラック・サバスの「アイアン・マン」をPianoのメロディー、シンバルをこすったりマレットでのDrumsプレイ、Fretless bassの弓弾きを交えておどろおどろしい世界を表現しました。パンテラの「ウォーク」では重いベースラインのグルーヴをバックに、流れるようなPianoソロを弾きました。最後の曲は日本のHMバンド ラウドネスの「SPEED」。速く重いベースラインに流れるような速いPianoソロやFretless bassとDrumsの掛け合いなどのインタープレイを存分に聴かせてくれました。
18時から宇崎竜童・野本有流&御堂筋ブルースバンドのステージ。宇崎竜童と野本有流率いる関西出身のメンバーによるブルースバンドでした。宇崎竜童とメンバーが”御堂筋ブルースバンド”と書かれた酒屋風の前掛けで登場。宇崎竜童はテレキャスを弾きながらダウン・タウン・ブギウギ・バンド時代のアップテンポなロックンノール曲「アンタがいない」とミディアム調の「ベースキャンプ・ブルース」を歌いました。スローナンバーの「横浜ホンキートンク・ブルース」をリーダーの野本有流を呼び込み、各メンバーのソロを交えながら歌いました。
ここで宇崎竜童はいったんステージを下がり、野本有流がMC&メインVocalで2曲披露。ミディアム調のブギー「デキシーレイン」を歌い、スローブルースの「南海ファンやもん」を田中晴之のGuitarソロをフィーチャーしながら歌いました。
宇崎竜童がステージに戻り、昨年リリースの最新Single「WELCOME TO THE BLUES」を宇崎竜童の関東弁と野本有流の関西弁のツインVocalで歌いました。ダウン・タウン・ブギウギ・バンド時代のアップテンポなナンバー「スモーキン・ブギ」を軽快に歌い、観客とともに”スーパッパ〝とサビを合唱しました。山口百恵への提供曲のセルフカバー「ロックンロール・ウィドウ」を軽快に歌い、立ち上がった観客とサビを掛け合いして盛り上がりました。最後に「生きてるうちが花なんだぜ」を歌い、観客が手拍子したり合唱したりして最高に盛り上がりました。
ビッグバンドからPianoトリオ、インストから歌もの、Jazzからロックンロールまで、さまざまなスタイルの生演奏を存分に堪能した一日でした。
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第20回 高槻ジャズストリート2018
2018.5.3(Thu)
高槻現代劇場大ホール
司会:実行委員の女性
挨拶:高槻市長 濱田剛史、駐大阪・神戸米国総領事 Karen Kelley
12:00-12:46 足立衛&アゼリアジャズオーケストラ
<出演者紹介:NPO法人関西ジャズ協会理事 新井雅代>
[セットリスト]
Ecaroh /Horace Silver
No More Blues /Antonio Carlos Jobim
Polka Dots and Moonbeams
Come Rain or Come Shine(降っても晴れても)
Love for Sale(恋はいかが) /Cole Porter
The Chicken /Alfred James Ellis
The Critic's Choice /Oliver Nelson
[メンバー]
足立衛、粕谷淳:Alto sax
荒崎英一郎、高木敏郎:Tenor sax
飯村好行:Baritone sax
大島一郎、米阪晴夫、亀井玲司、山内淳史:Trombone
高田将利、James Barrett、塩ノ谷幸司、大泊久栄:Trumpet
井手厚:Wood bass
久家貴志:Drums
上川保:Guitar
房原恵:Piano
西田あつ子:Vocal
13:00-13:49 牧山純子 with Kyoto Composers Jazz Orchestra
[セットリスト]
Minor Swing /Django Reinhardt
ミストラル /牧山純子
大きな古時計
満月の散歩道 /牧山純子
こころのひかり /牧山純子
スロベニア組曲 「風」/牧山純子
Sunny-Side Up /牧山純子
[メンバー]
牧山純子:Violin
谷口知巳:Leader & Trombone
大西丈、鈴江愛理、當村邦明、山内健史、平松太郎:Sax
ユンファソン、小倉直也、山中詩織、永野雄己:Trumpet
堤健太郎、吉岡明美、服部陽介:Trombone
石田ヒロキ:Piano
梶山伊織:Wood bass
伊波大輔:Drums
14:00-15:03 Shiho with 国府弘子スペシャルトリオ
[セットリスト]
Instrumental:国府弘子スペシャルトリオ
Samba de Janeiro
Come With Me /Tania Maria
Charade /Henry Mancini
卒業写真 /荒井由実
KEEP HOPE ALIVE /国府弘子
[メンバー]
Shiho Vocal
国府弘子 Piano
八尋洋一 Bass
岩瀬立飛 Drums
司会:クリス(桃園小学校 FM COCOLOステージ)
16:00 TOKU & SHANTI
[セットリスト]
Maxine /Donald Fagen
Guilty /Barbra Streisand & Barry Gibb
Somethin' Stupid(恋のひとこと) /Frank & Nancy Sinatra
Wake Up To The Sun /Shanti
Every Time We Say Goodbye /Cole Porter
Our Love Story /TOKU
Kiss of Life /Sade
[メンバー]
TOKU Vocal,Flugelhorn
SHANTI Vocal,Shaker
祖田修 Piano
鳥越啓介 Wood bass
大槻KALTA英宣 Drums
17:00-17:43 西山瞳NHORHMトリオ
[セットリスト]
Enter Sandman /Metallica
In the Dead of Night /U.K.
THE ONE /BABYMETAL
Iron Man /Black Sabbath
Walk (Pantera)
SPEED /LOUDNESS
[メンバー]
西山瞳 Piano
織原良次 Fretless bass
橋本学 Drums
18:00-18:53 宇崎竜童・野本有流&御堂筋ブルースバンド
[セットリスト]
アンタがいない
ベースキャンプ・ブルース
横浜ホンキートンク・ブルース
デキシーレイン(Vo:野本有流)
南海ファンやもん(Vo:野本有流)
WELCOME TO THE BLUES
スモーキン・ブギ
ロックンロール・ウィドウ
生きてるうちが花なんだぜ
[メンバー]
宇崎竜童 Vocal,Guitar
野本有流 Vocal,Guitar
田中晴之 Guitar
南角光児 Bass
土井淳 Piano,Organ
小林健冶 Drums
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