今更ですが通っていた英会話学校について | ミケの旅と人生の徒然

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元々は旅ブログで始めたのが闘病記になり…まだまだ闘病中ですが、旅ブログも復活です!

私のブログ、利益目的皆無なので、そもそも記事のアップも凄い不定期ですし、しょっちゅう行方不明?になるのですが、それでもたまに「お友達以外の皆さんって何を求めて私のブログを読んでくださっているのかな?」と好奇心に駆られてアクセス解析を見る事もあるんですよ。
ちなみに見る方が多い記事はグアムで虫に刺されまくった事件と、ベトナムでガイドさんをお願いした記事が多いように感じます。
次がイタリア関連ですかね。
でも!意外に「え?!今でもアクセスあるんだ!?」と驚くのが、私が通った英会話学校関連の記事なのです。
それも!検索ワードがなかなか…「ブリタニカ 悪質」とか「ブリタニカ商法 悪質」とか、そんな検索ワードなのですよ、これが。
でもその検索ワードを見て納得した事も。
基本的にコメントは、私の承諾後でないと、表示されません。
そして99%以上のコメントは、私に対する嫌がらせ的なコメントでも殆ど表示するようにしています。
が!度を越えているものは流石に表示はしていないわけなのですが、そんなコメントの中に、私が通っていた英会話学校(日本ブリタニカが運営していた、インターナショナル・マスターズ・アカデミー…略してIMA)の、営業だったと思われる方の実名を晒してのバッシングもありました。

当時、そのバッシング・コメントを見た時は、「まあ色々な人が居るよね」と思いながらも、それほどブリタニカについて考えていなかったのですが、記事を書いてからも何年も経つし、IMAが無くなってしまってから何てそれこそ十数年か、二十年以上か経つのに、今でも先述の様な検索ワードで検索してくる人が居て、驚きまして、改めてIMAとブリタニカ商法について考えてみました。

まずブリタニカ商法についてですが、詳しくは知りませんが、要するに悪質なキャッチセールスなどのモデルになったのがブリタニカ商法の様です。
これは、ターゲットに対して営業が、どんな話術で追い詰めていって契約をさせるかという商法の様です。
一つには、先ずは「Yes」という回答を引き出すような質問ばかりを重ねるそうです。
「英語が話せたら、海外旅行とか言った時にも便利だと思いませんか?」
とか
「今って企業によってはTOEIC何点以上が必須とか言われていますから、キャリアアップにも英語は話せた方が良いですよね?」
とか、とにかくターゲットが「Yes」と答えるような質問を重ねて行くのだそうです。
更にはそこから
「あなたもそうなりたいと思いませんか?」
「海外旅行とか好きなんですよね?だったら話せるようになりたいとか思いませんか?言った時話せた方が良いんですよね?!」
と畳みかけて行く。
ついにはターゲットが料金の話に持って行くと、先ずは「一日辺り300円なんです。」等々と言って、ハッキリした料金を言わない。
「一日コーヒー一杯分だったら払えますよね?」
等と更に追い詰める。
そしてついに!
「これだけのセットで本当は100万(本当はもっと高額だった気もしますが…)なんです!でも!今日だったら特別キャンペーンで48万(この位の金額だったと思う)なんですよ!勿論ローンで払えるので、一日コーヒー一杯分なんです!」
というような説明に持って行くわけです。

思い起こしてみると、私の担当営業さんも、それに似たような営業トークしていたわねと…。
でも実は私の場合は、私の方が上手だったんですよ。
私、最近は無いですけど、10代から20代の頃は、本当によくキャッチセールスに声を掛けられていて、騙されて隔離された事務所とか連れて行かれた事が何回もあるのです。
かなり心理的に怖い思いをした事も何回かあります。
キャッチセールスって心理的に操作してターゲットに契約させるんですよ。
でもそんなのを何回も経験していたお蔭で、私、「断れる」のです。
例えばなのですが
「一日コーヒー一杯分ですよ!」
と言われれば
「私、別に毎日スタバで飲んでいるわけじゃないんですよ。会社で飲めば一日一杯数十円なんですよね…(営業さんが)出している金額って、一日数十円なのですか?違いますよね???」と笑いながら畳みかけるという。
つまりは私の場合は否定的な事を言って、尚且つ相手にそれを認めさせるという。
あるエステでは
「右と左、凄い変わったと思いませんか?効果あると思いませんか?」
と言われ、
「確かにあると言えばありますが、この程度だったらそりゃあ出ますよね…でもこの程度だったら別に、高いお金を出してここへ通わなくても出来ますけど?」(フェイシャルの場合)
と言った事もあれば
「イヤ、何ミリって誤差の範囲ですよね。片方だけラップ巻いて発汗させて、更に計り方も右と左で加減を変えれば、この程度の差は出ますよね。逆にそこまでやって、この程度しか差が出ないの?って思いますけど?この程度なんですか???」(足をスリムにするエステ)
と返した事も…。
どちらもお姉様方、無言になりました。
しかも私、これが口先だけで言っているのでしたらなのですが、フェイシャルは、当時、まだ若かったんので、それでも多少は気にしまして、家で時々時間のある時に、お金をかけずにあれこれやっていたのです。
なのでこんな程度だったら、家で気合を入れてやれば、自分で出来るんですけど…と思っていましたし、足も然り。
どちらも本気で費用対効果悪い!って思っておりました。
圧迫面接ならぬ、圧迫販売?も、もう何回も経験していれば、いい加減で慣れていたので、言い返す事にも慣れていたし、そもそも高額商品を契約するかどうかと言う時に、何でこんな上から目線で言われなくちゃいけないよ!と思う性格だったのもあり、きっぱりお断りしていたのです。

そんな中で、IMAの私の担当営業さんは、割と優しい方だったので、すっかりキャッチセールスに慣れきっている私には、悪質キャッチセールスとも何とも思わなかったのでした。
実際に即決せずに、「英会話を勉強したいと思っているのは事実ですけど、それだけの費用対効果がどうなのかも分からないし、やるにしても高いから、他社との比較もしたいので、即決するつもりはありません」ときっぱり言っていました。
「明日になればお値段変わってしまうかもしれないですよ!?」
と言われても
「変わったら他社を選ぶまでです。そこまでの物だったと思うだけです。」
と返した記憶はあります。
そして数日後のアポも、その時に約束はしているんですよ。
やるにしてもやらないにしてもと言う事で、その時にお返事はしますと。
私の担当さん、正直言って、もう無理だ!と思っていたそうです。
なのでアポの約束の日、時間通りに私が来た事に驚いておりました。

ここまでで一つ、キャッチセールスに対しては、例えそれが「Yes」を引き出そうとする質問であっても、敢えて「No」と言いましょう!
「普通はそうでしょうね、でも私はそこまでそうなりたいとは思わない。」
例えばですが
「あなた、このままで良いの?!ずっと(ここであなたの人格とか何かしらを否定するような事を言ってきます)のままで良いの?!」」
と言われても
「別にここで買わなかったからと言って、ずっとこのままとは限りませんし、そもそもあなたに言われる筋合いはありません。」
とでも答えましょう。
「私はあなたの事を思って言っているのよ!」
と言ってくる人もいます。
でも!そんなのウソです。
「私の為も思ってくれているかもしれないですけど、でもそれ以上にご自分の営業成績ですよね?本当は?」
とでも切り替えしてみてください。
中にはブチ切れて、それを否定もしない人も居ます…本当に。
でもその時点で試合終了!
「私は買いません!」
で終わります。
ポイントの一つは「Yes」で返すのではなく、仮にそれを認めながらも反論する事ですかね…。

あ、ちなみに
「私は買いません」
という返事に対しても
「じゃあ何のためにここまで来たのよ!?」
と罵る人もいました。
「街頭でアンケートに“協力”してください!って“しつこく!”頼まれたからでしょ!だったら最初から“キャッチセールスです!”って言えば良いじゃない!そしたら来なかったですよ!それとも騙したんですか?!嘘だったんですか!?」
と返した事もありました…これも相手は無言になりましたね。
だって騙した事を認めたら、それは犯罪ですから。
そのまま警察へでも駆け込まれたら大変でしょうからね。

まあ本当にキャッチセールスには付いて行かないのが一番ですが、もしも騙されて付いて行ってしまっても、罵られても何を言われてもハッキリ断りましょう。

そしてIMAですが、前に書いた記事は、ブリタニカ商法の悪質さを探ろうと読みに来た人でしたら、ガッカリだったでしょうね。
というのも良い学校だったんです、IMA。
実際に、私が書いた記事についたコメントは、元生徒さんたちの懐かしむコメントばかり。
私がそこで出会った他の生徒さんたちも、キャッチセールスで入った人よりも、口コミで入った人の方が多かったです、私が親しくしていた人たちは。
つまりは口コミで入ってくる生徒が居るくらいに、なかなか良い学校だったのです。
先生方と営業さんって別問題だし。
本当に良い先生が多かったですよ…どれだけにブリタニカ商法とかって言われちゃうのはちょっと残念ですが。
まあでもIMAはもう閉校になって無くなってしまいましたので、今回は私が遭遇したキャッチ・セールスについて書いてみました。