イギリス南西部の緑が豊富なサマセットより
イギリスの片田舎で起こる日常のあれこれ、9カ月半になった息子の育児
ひょんなことから一緒に暮らすようになった母娘猫のまったり生活
元ツアコン目線のもしかしたら役に立つかもしれない情報など
家事と育児と仕事の合間に、勝手気ままに好きなことを書き綴っております (*^▽^*)
さて、今回はあたしのオリジナル・レシピ
9か月の息子のためのイチジクを使ったデザート系離乳食を
ご紹介します (o^-')b
ところで、まずイチジクは離乳食向きじゃないのはご存知でしょうか?
そのまま食べるとカユカユになっちゃう大人もいるようですし
アレルギーを起こす可能性が無きにしも非ずですので
赤ちゃんにあげる際には、よく火を通したり、
あげる分量ははじめは一口から…というように
よく吟味してから扱わなければいけない食材の一つなんです (・_・;)
でもうちにはイチジクの木がありまして
毎年8月になるとワンサカワンサカ、毎朝取り放題で
放っておくとハエやら蜂やらが熟したイチジクを食べ始めるだけじゃなく
どんどんたくさんの虫たちがウロチョロするようになっちゃうので
こっちもどんどん採らないといけない訳なんです (^▽^;)もうボーボーですけど
とりあえず、毎朝5~10個、こんな感じで熟したイチジクをもぎり ↑
包丁を適当に使って外皮をキレイに剥ぎます。
半分にカットしたイチジクを大きめの鍋に、できればなるべく鍋底に触れるように敷き
重なり合って高さがあり過ぎないように、鍋半分以下位のカサになるのが良さそうです。
レモン半分を絞り、果肉と果汁をイチジクの鍋に適当に行き渡るように加え
弱火~中火の間くらいで、蓋をして30~45分程度火を入れます。
10分に一度くらい鍋底をこそげ取るように、全体をかき回して
40分程度経ったのがこちら↓
レモンしか加えていないのでとってもナチュラル o(^-^)o安心です
次に、普通の白の食パンを用意し、一食分を1枚と考え
作り置きしたい分の枚数の耳を切り落とします。
手で適当な大きさにちぎり、別の鍋でお水をちょっと加えて
5分ほど煮立たせ、パン粥を作ります。
パン粥にとろみが出てきたら、先程の煮詰めたイチジクを
はじめはスプーン1匙、慣れてきたら2匙…と分量を増やし
お好みで加減して加えます。
イチジクが心配な初めての時は、パン粥に入れるイチジクの分量を減らし
あたしはバナナを加えて甘みを出してみました (・ω・)/
パン粥がまだ熱いうちに、イチジクやバナナを加えて一緒に加熱し
1食分の適当な容器に入れて、常温でゆっくり冷まします。
全体にとろみがついているので
冷めるとプリンやゼリーのような扱いやすさでいいですよ (^人^)
翌日に食べさせる場合は、冷めたら、冷蔵庫に入れて
さらに冷やし固めると、夏向きのひんやりデザート感覚の離乳食になります。
ちなみに、イギリスにはこんなような、食パンを使ったデザート
”サマー・プディング”というものがあり、イチゴやラズベリー、ブルーベリーなどを
砂糖とレモン、アルコールで煮詰めます。
ボウル皿に、耳を切り落とした食パンを敷き詰め
煮詰めたベリー系フルーツをパンに染み込ませ
またパンを載せ、フルーツを染み込ませ
またパンを敷き詰め、フルーツを染み込ませ…
という感じで、ボール皿が食パンとフルーツで一杯になったら
ラップをかけ、上からちょっと重しをして1晩冷蔵庫で寝かせると
翌日、まるでゼラチンでも入っていたかのように
全体にフルーツのジュースが行き渡って固まるのです。
…まぁ、ジャムがそうですから、そこまで驚くこともないんですが (^▽^;)
食べる時には、ボール皿を思い切ってさかさまにして
デザート皿に適当な大きさに切り分け
生クリームをお好みで掛けていただきます
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:夏はやっぱこれよ
…なので、こちらの離乳食を作りながら
実はあたしもサマー・プディングがめちゃくちゃ食べたくなるんです (≧▽≦)