昨日のプログでURLリンクが反映されていなかったので‥今日は携帯から書き込みます。
アメブロ参加2日目にしてIT音痴っぷりを発揮してまっことお恥ずかしい。(->_<-)
さて、今日はIT音痴晒した厄払いの意味も込めてテーマも「自分史探訪」から離れて、最近嵌まった女子プロレスの魅力について勝手気ままに書いてみます。
プロレスそのものは祖母の影響で子供の頃から好きでよくTV観戦や生観戦も含めてよくチェックしていたのですが、女子プロレスにはあまり関心がなく、約25年前かな‥社会人なりたての頃に所謂クラッシュギャルズブームがあってTV放送していた日曜日の昼間、よく観ていた記憶があります。
それからクラッシュギャルズを輩出した老舗の全日本女子プロレスに対抗して今またアイドルプロデューサーとして脚光を浴びている秋元康がプロデューサーの一人として名を連ねていたジャパン女子プロレスという団体が出来て‥それから15年くらい前までは何かと女子プロレス選手もメディアに登場していたので、機会があればTV観戦していた程度の認識です。
つまり、かなりのニワカファンです。(笑)
しかし最近はYOUTUBEを初めとしてネット上の動画サイトのコンテンツも日に日に充実し、女子プロレスの情報にも誰でも気軽にアクセス出来るようになりました。
で、最近チェックしたものでは、おそらく10年程前の試合でしょうか‥井上貴子選手の豊田真奈美選手との試合が妙に心に残りました。
その動画がコレです。

全女 豊田真奈美VS井上貴子

映像では試合が一部カットされていますが試合時間は11分程、この間に対戦した二人の選手(セコンドの選手も含む)の披露したパフォーマンスの数々‥どれもが僕にとっては「目から鱗」のように新鮮に映りました。
ポジションとして井上選手はヒール、豊田選手はベビーフェイスということになりますが、お互いが繰り出す技を真正面から受け、顔の表情やちょっとした仕草、それはボディランゲージと言っても良い程表現力豊かなものです。
試合後のMCアピールやFxckサインやサムダウンポーズも決まっています。
それに加えてお互い相手の技を惜し気もなく受けているのですが、高角度から頭から落下させるフィニッシュまで、体を入れ替えたり、ピンチにはその都度然るべき対応技でガードしたり、手に汗握る展開に引き込まれました。
試合そのものに見事なストーリーがあり、対戦した二人が紡ぎ出した一期一会のフィジカルアート(日本語だと適当な表現が見当たりませんので)です。
それにも増して二人がお互いの技を受ける際、負った肉体的ダメージを思うと、観ているこちらの方が心掻き乱されます。
本当にハードでタフなアスリートであり表現者で‥感動します。
この試合の映像を観ていて、実際には全く相関関係はないのですが、あるロックバンドのミュージックPVが連想されました‥僕にはごく自然に。
それがこのPVです。

Social Distortion "I Was Wrong"

これは米国西海岸で活動しているソーシャル・ディストーションという、ちょっとパンキッシュなロックバンドの"I Was Wrong"という曲ですが、先の試合映像でヒールの井上選手が一瞬見せた眼光鋭い目線から、このバンドのボーカル、マイク・ネスの目を想起させられたのです‥本当に個人的な話ですが。
この曲、タイトルが物語るように「俺は悪かった」という、おそらくはあるならず者の回想、自己憐憫めいたリリックの重い内容です。
映像にはおそらくボクサーだった男が年老いて、若き日に犯した過ちを悔いる、そして年老いて尚また子供を虐待してしまう愚かさを示唆するようなショットがインサートされています。
これはマイク・ネスというストーリーテラーによって音楽と映像によって語られる、4分足らずのショートストーリーです。
そこでやはり井上選手の鋭い目線がマイク・ネスのこの曲を連想させたのは(上手く言葉に出来ないのですが‥)、共通する何かを僕に語りかけたような気がします。
以上、女子プロレスと音楽に纏わるインスピレーション・連想の面白さについて極私的駄文を披露しました。