ケストナーの


「エーミールと探偵たち」


児童文学だけど、高校生だったか短大の時に

ペーパーバックで読んだことがあった。


教材と言うわけではなかったけど、読解力をつけるには、子供向けの話から読むのがいい、なんて言われてたものでσ(^_^;)。


その日本語版に、うん十年経った今、ちょっと素敵な本屋さんで遭遇。



学生の時は、ざっくりとした内容の理解だったし、それでも子供たちの行動にいつの間にか引き込まれていってドキドキしながら読み進めていたけど。


こんなに時間が経ってみると、エーミールのお母さん目線で読んでいる自分も感じられて、また新たな面白さが。


私には子供はいないんだけど、母ひとり子ひとりで育てられたエーミールが、お母さんを気遣う健気さとか、お母さんがエーミールのことをどれだけ考えているか、とか。


うっかりすると、ちょっと涙ぐみそうになる。


こんな読み方もあるもんだね。

児童書、あなどれないなぁ。

また読みたい!