「過去に傷ついた経験はあるが、もう気にしていない」
「過去の自分と今の自分はもう関係ない」
そう思う人でも、
今、生きにくさを感じているのであれば
過去の心の傷やトラウマが
今に影響している可能性は大いにあります。
未だに思い出すと苦しい過去がある人
はまだその傷が治っていません。
その心の傷が治らない限り、
「今の生きにくさ」はいつまでも
いつまでも追いかけてきます。
過去の自分が嫌い、
思い出したくもない
という人もいるかもしれません。
しかし
「思い出さないようにする」では
根本的な解決にはなりません。
今の生きにくさは解決しないままです。
どうか、過去の自分を突き放さないで。
どうか、
過去の自分を救ってほしい。
まずは少しの時間でいいので
過去の自分を思い出して、
大人である今の自分なら
どう寄り添ってあげられるか
想像してみてください。
最初は思い出す時間が苦痛だと思いますが
繰り返すと、だんだん苦痛なく思い出せるようになります。
過去の自分を思い出し、
見つめてあげるだけでもそれは癒しに繋がります。
自分の中で癒しが進むと
自然と生きにくさも改善していきます。