芒種（ぼうしゅ）
腐草為蛍（くされたるくさほたるとなる）
おはよう、
こんにちは、
こんばんは。
さむ夫くんが、酔っ払って、
王子に恋愛指南をしたらしい。
さむ夫、酔うと、説教する癖がある。
王子、「うるさい！！！
他人に嫁を見つけてもらった奴に
なんやかんやと言われたくない！」
さむ夫婦は、お見合い結婚。
説教は、自分より
モノを知らない人間に聞かせるという
前提があるから、
カチンと来る人もいると思う。
王子に拒否られたさむ夫くん、
でも、自分は長年連れ添ったという実績を
自慢したらしい。
そしたら、その話を聞いて
今度は、さむが噛み付いた。
「連れ添ったんじゃなくて、
貴方さむ夫くんが勝手して来ただけ。」
そして、さらに、
「会社では愛妻家のふりしてるけど、
本当は恐妻家だよね！？
妻から逃げて、遊び三昧！」
さむ、ここぞとばかりに、
さむ夫くんの首根っこを押さえて、
ぐいぐい攻め立ててやった。
とにかく仕事もするけど、
その隙間に、本当によく遊ぶ。
山に、自転車に、川下り。
大抵、早朝出て行って、
入浴・夕飯まで済ませて帰って来るから、
家族は、置いてきぼりだ。
しかも、このパターンは、
最近始まったものではなく、
王子が小さい時から。
王子は、冷静に
2人の様子を見続けて来たから、
不在がちなさむ夫くんに、手厳しい。
「自分の嫁一人守れなくて、
多くの社員なんか守れないだろう。
お客様のことだって、守れんな！」
一見厳しい意見だけど、さむも同感。
本当のことだから、
さむ夫くんは、反論出来ない。
王子は、土日の2日間の休日の
どちらかは出かけても、
どちらかは家で体を休める。
自分の体の声をよく聞いて、
無理せず、文字通りの
「休日は、体を休める日。」
王子のような休日の過ごし方は、
健康によろしい。
王子、父に健康指南してくれ！
それでは、また。
チャオ！
恐妻？の食器棚。
森修焼が揃って来た。
毎日眺めて、ニマニマしている。