先日コーヒーのコーチングをしている時に、こんな質問をいただきました。
「豆はメジャースプーンに2杯くらいでいいですか?」
コーヒー1杯分の豆の量に決まりはなく、みなさんそれぞれの考え方があると思いますが、
ぼくはコーヒー豆は目分量ではなく「しっかり計量する」ことをおすすめしています。
コーヒー豆の計量にはスケールを使いましょう。
ちょっと面倒だなと思うかもしれませんが、
いつも使っていれば慣れてきてそれが普通になります。
むしろ計らないと気が済まなくなるかも?
コーヒーは数gの差で味が大きく変わるからです。
コーヒーの1gって大事![]()
ちなみにぼくは
少し大きめのコーヒーカップ1杯分で基本15g使っています。
お湯を沸騰させている間にスケールで豆を計り、その都度ミルで挽きます。
お湯の温度についてもそうですが、準備を正確に行うと「淹れ方の違い」だけで全然味が変わることを体感できます。
カフェをやりたいと考えている方には、
ぜひしっかり計量してコーヒーの経験値を増やして欲しいなと思います。
ギタリストが入念にギターのチューニングをするように、
コーヒーも本番にそなえ、準備はしっかりやりましょう![]()
余談ですが、
浅煎りの豆と深煎りの豆の1粒の重さは大きく変わります。
焙煎が浅いほど重く、
深いほど軽い。
これは水分量の差だと思います。
ハンドドリップコーヒーは
「どうしてこうなったの?」の連続です。
でも真剣に取り組んでいれば、
悩みの答えがわかる瞬間は必ずやってきます。
そのアハ体験の連続が興味をつなぎ止めてくれる。
コーヒーのキャパシティの深さにはいつも驚くばかりです...![]()
koichiro coffee 一戸

