旧水戸街道~我孫子で寄り道【後編】~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は昨日までと同様、タップリの日差しで暑くなったのですが、午後1時を回ったころから全天が灰色の雲に覆われました(@。@)

気温もスッと下がってイヤ~な予感がしましたが、幸いゲリラ豪雨に見舞われることはなく、午後3時ごろからは日差しが戻って再び厚くなりました(^^;

さて記事の方は旧水戸街道歩きの「寄り道」の続きです!

前回の記事では我孫子宿本陣の離れが移築されたスポットへの寄り道でしたので、「旧水戸街道」関連だったのですが、後編は旧水戸街道から離れての寄り道となります(^.^)

後編の1枚目は我孫子宿本陣の離れである「旧村川別荘」とは目と鼻の先であります「子之神大黒天(ねのかみだいこくてん)」です(^.^)

どっしりとした感じのご本堂が立派でしたよ~!

ご本堂の脇には「七福神様」が勢揃いされてました(^人^)


旧村川別荘ならびに子之神大黒天は、手賀沼から400mほどの所にあります急斜面の上にあるのですが、斜面の下には「ハケの道」と呼ばれる散策路があるのです!

「ハケ」とは、地元の言葉で台地の下の道のことだそうですよ(^^)

そして「ハケの道」沿いには我孫子に集まった文人や著名人に縁の場所が多数あり、散策コースになっています!

ハケの道には台地から湧きだす湧水があったとのことで、旧村川別荘から300m足らず進んだ所には、かつての湧水跡がありました!


湧水跡からさらに300mほど進んだ所にあったのは、「旧志賀直哉書斎」です(@。@)ホホォ~!

志賀直哉は大正4年にここに居を構え大正12年まで暮らしたのだそうです!

なお、この建物は説明板でも「書斎」として紹介されてましたから、居住スペースは別にあったのでしょうね!?

お次は寄り道のさらに寄り道でして、昔ながらの佇まいのお煎餅屋さんを見つけたので寄ってみました(^_-)-☆

昔ながらのガラスケースに陳列して売っているスタイルが、懐かしかったなぁ~ヾ(*´∀`*)ノ

自分土産用にちょびっとだけ買ってきましたけど、ガラスケースの前で迷いながら好みの味を1枚ずつ選ぶのも楽しく、バラで1枚ずつ買えるのもありがたいですね♪


お煎餅屋さんから150mほど進んだ所にあるこちらの階段、元は「天神坂」という坂道で坂上の三樹荘という建物に集った大正時代の文人たちは坂の風情をこよなく愛したのだとか・・・

その坂を市民の憩いの場とすべく市が階段に整備したのだそうですが、階段になった現在も「天神坂」の名は残っています!

天神坂を登り切った所には「加納治五郎」の別荘跡がありまして・・・


敷地内には「加納治五郎先生之像」がありました(#^^#)


象は手賀沼の方を向いて立っていまして、近くには当時の眺望の写真がありましたよ(^.^)


同じ場所から手賀沼方向を眺めてみましたが、建物が多くて沼の水面は建物の先にわずかに見えるだけ(p_q)

もし加納治五郎先生が現代に蘇ってこの眺めをご覧になったら、ビックリされることでしょうねぇ!