僕のワンダフルライフ | Holiday Life

Holiday Life

日々のささやかな出来事旅記録、映画感想など

3連休中日、日曜の朝イチで観に行ってきました。

 

「僕のワンダフルライフ」

 

朝イチを優先したため、泣く泣く(吹替)バージョン。

主役が犬で、犬目線、犬の心の声を中心に物語が進む・・・

ということもあってか少しアニメっぽい要素もありました。

 

なんとなく頭の片隅に浮かんだのは、「100万回生きたねこ」。

何度も死んで、何度も生まれ変わる。ねこにとっての幸せってどこにあるんだろう、そんなことを考えさせられた絵本でした。

 

今回の主役は犬です。

50年間で3回も生まれ変わった犬。

3回寿命を迎え、1回突然の事故で命を落とした。

どの彼の人生にもストーリーがある。前世の記憶がこうしてずっと残り続けることなんてあるのだろうか、と疑問はあります。それでも、一番最初の記憶である、飼い主イーサンとの記憶と彼への愛情が不死身なのです。

 

動物感動ものってズルい、と分かっていても、気づいたら泣いてしまっていました。

エンディングに入る前の、ラスト3分。それは奇跡の3分と言っても良い。

多少強引な展開も許してしまおう、これはラブストーリーであって、半分ファンタジーなのです。

 

一度観れば十分な作品だけど、一度観たら、ペットを飼っている方はきっと今ある存在を今以上に愛おしく思うはずです。大好きなペットが亡くなって悲しい想いをしたことがある方は、「あの子もきっと生まれ変わってどこかで幸せに暮らしているのかも?」と思うこともあるかもしれない。

 

優しい愛情たっぷりの作品でした。