聲の形 | Holiday Life

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珍しく日曜休み。
朝イチで「聲の形」を観に行きました。





序盤から泣いて、なんとなく物語の進行と共にキャラクターのリアル感に引き込まれていく感覚。
アニメだけど描写の要所要所が現実味を帯びていて、虚脱感と空白の思いがきちんと観る側にも存在していました。

れっきとした人間ドラマ。
ここに出てくる唯一の「スキ」という言葉は、簡単な恋心や友情じゃなくて、複雑な関係性をすべて抱え込んだ上での偽りのない「スキ」。
はっきりと恋愛にしないところが素敵だなって思いました。友達という手話に、互いへの優しさが詰まっていて胸を打ちました。

いじめとか、障害者とのつきあい方とか、親の愛情とか、友達関係、心の葛藤・・・切ないし、やるせない。
色んなキャラクターに苛立ちを感じるし、共感も愛情も感じる。

見終わったら後に優しい気持ちになれる作品だと思います。
特に学生さんに見て欲しい。

素敵な映画でした。


そして、本日の収穫は



自分へ、と



敬老の日ギフト。