昨夜の「繕い裁つ人」の感想も少し。
おしゃれとこだわりって、永遠の憧れです。
仕事場の光の差し込み具合、高いところから見おろしたノスタルジックな神戸の街並み、チーズケーキの白さと柔らかさ、洋服の繊細さ、古さと高級さを兼ね備えた建物の重厚さ。そして中世ヨーロッパの舞踏会をイメージさせる優雅で華やかな夜会。
古いものを残していく難しさ、
今までのものをこの先まで紡いでいく素晴らしさ、
新しいものに挑戦することの価値、
一生着れる服を持っていることの尊さ。
いろんなことがそっと感じられる優しい作品だったけど、個人的には美術的な観点から観て楽しむことが出来る作品でした。