
ののち、映画観賞。
「あと1センチの恋」
予想を上回る好みにドンピシャはまる作品でした。
すれ違いだらけのもどかしくて切ない恋愛展開の繰り返し。まさに1センチって近すぎるからこそ、途方もなく遠い距離。
モヤモヤしっぱなしなのに、ヒロインのことも相手のことも憎めないし愛おしい。1センチという絶妙な距離感が生み出す愛情度や葛藤心が映画の中でも常に緊張感を与えてくれました。
娘を信じる父親の言葉がすごく素敵だったし、作品を通しての大きなテーマになっていた気がします。
望んでいれば夢は叶う。
後戻り出来ないこともあるが、望みを捨てなければ新しい道を切り開く事ができる。遅すぎると思って諦めるのは早い。
これまでのラブストーリーに比べたら、後悔だらけの長期戰。
その分キャラクター一人一人個性がきちんと見えていたから良かったです。
邦画は少女漫画原作の胸きゅんばかりがヒットしてますが、私的にはこういうラブストーリーをおすすめしたい。
劇中、数々のヒット映画の挿入歌が使われていたりと音楽も楽しめます。
ヒロインロージーの可愛さやファッションも素敵でした。