観てきました。
「千と千尋の神隠し」の千尋とはまた違うタイプで、杏奈は等身大のキャラクターでした。
この作品は少し難しい・・・・すごく温かくて美しい物語なんだけど、理解するのに時間が要るし、愛情の表現が独特な気がします。成長物語とは違い、愛を信じられなかった少女が愛に初めて気づく物語。すごく神秘的で優しい気持ちになれるんだけど、夢と現実の境界線が曖昧すぎてなんかよくわからなくなったのが初見の感想。結局マーニーとのやりとりは全て奇蹟のような幻ってことになっちゃうのかな・・・。でも、最後まで観て「そういうことだったんだ」となって、改めて観直したらきっとすごく素敵なお話だなって思う気がします。
自分を好きになりなさい、誰かを好きになるっていうことは自分を好きにならなきゃ出来ないことなんだよ、って教えられた気がします。当たり前のようで難しいこと。メッセージの込められた作品であることにかわりはありません。
北海道の湿原地の風景等、見所はたくさんあります。
それから・・・有村さんの声は・・・残念でした・・・('口`;)