映画感想 | Holiday Life

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日々のささやかな出来事旅記録、映画感想など

3月に観た作品感想をまとめて


①「魔女の宅急便」
ジブリ作品の印象をある程度払拭してから足を運ぶ方が良いと思います。私は原作を読んでいるので、少しは入り込みやすかったですが、舞台の島が無国籍仕様にはなってるけど、全体や小学校外観などを観ると完全に日本ですからちょっと違和感。生まれた町をすごくファンタジックに仕上げすぎたせいで差を感じたのかも。
ストーリーは前半と主演は良かったと思います。これから何が待っているのかというワクワク感やドキドキ感が味わえたし、主演が良い表情してました。彼女は原作よりむしろジブリのイメージに近かったかな。
それから音楽も良かった。すごく好き。名曲すぎてクライマックスは違う映画みたいに感じました。
やっぱりジブリのイメージって強いなぁ。実写ではジブリアニメは越えられないなぁ。

②「ホビット 竜に奪われた王国」
最高でした。前作同様面白くて、映像演出のクオリティが高い!ビルボの成長ぶりが勇ましかったし、ドワーフたちの連携やキャラクター性が際立っていたのが魅力。
そして、待ってました。LOTRのエルフ、オーランド・ブルームの登場!やっぱり格好いい。彼を観れただけで幸せ。
また続編に繋がるため完結せず。気になって仕方ないです。早く続きが観たい!

③「アナと雪の女王」
「風立ちぬ」が賞を譲ったときは疑ったけど、実際観てみたら違う良さがあって納得。
すごく素敵な作品でした。テーマとなる`真実の愛`。合間のラブストーリーが霞んで見えるくらいアナとエルサの互いの想いや決断、行動に衝撃と感動を覚えました。
切ないけれどひたむきで愛情深く、最後は最高のハッピーエンドです。これこそディズニー。
原作そのものが素晴らしいのはもちろんだけど、ディズニーの魔法にかかり、キャラクター一人一人が生き生きとし、ユーモアに溢れました。まさにかけがえのない夢とファンタジーが生まれた気がします。

④「ウォルト・ディズニーの約束」
映画としては地味です。正直、大スクリーンじゃなくても・・・という感は否めない。物足りなさを覚える人が多いかと思います。が、ふつふつと込み上げてくる何かがあります。秘密をちょっとずつ分かち合っていくような誇らしさ。
トラヴァース夫人の頑固さには私もヒヤヒヤ。何度ウォルトやチームのメンバーを気の毒に感じたことか。だけど、その頑固さが彼女の深く息づく過去の思い出を語るには不可欠なものでした。少し雪解けたときの砕けた表情と、ラストの涙・・・・常に真実を隠してきたような彼女のその姿に心奪われました。
そしてトム・ハンクスが良かった。本人のしゃべり方をきちんと真似てて、存在感も抜群で。
観賞後「メリー・ポピンズ」を改めて観たくなりましたね。ミッキーマウスはじめ、キャラクターたちの出演も見所です。ぬいぐるみが良い働きをしてるとこも必見。