「エリジウム」感想
なかなかハードな作品でした。あんまり女性向きじゃないかな。
今年観た「エアロック」に似たテイストだけど、こっちのが幾分か戦闘シーンが残酷。
キャラクターへの感情移入が中途半端にしか出来ず残念。脇役のみならずヒロインも中途半端だし敵も中途半端。主人公だけが頼りな感じでした。
作品自体は普通に楽しめるけど、完成度は高くないと思います。
ただ、クライマックスは完璧なハッピーエンドではないけど好きです。
ネタバレになっちゃいますが、舞台の一つでタイトルでもあるエリジウムはほぼ管制室がある建物しかシーンないですし、ヒロインの「わたしの人生は複雑なの」やシスターの主人公マックスに対しての「あなたは特別」の理由が分かる背景も描かれてません。
敵もイカれているだけで精神年齢の低い異常者。
すごく残念。主人公なんて終始弱っていて気の毒でしたし。
ある意味終始ヒヤヒヤして観れましたけどね。
「マン・オブ・スティール」感想
非常に観やすかったです。
スーパーマン誕生の秘密といって蓋を開けたら思ったより彼の成長過程は省かれてましたが満足。
主人公の心の葛藤や人間と変わらぬ愛情深さは凄く素敵だったし、何よりも格好良かった。
ただ、戦闘シーンの際クローズアップされないけどあまりに多い被害にヒーローの矛盾を感じましたが。
スーパーマンって、地球生まれじゃないけど、本当に感情豊かで良心あるヒーローですよね。不死身じゃない人間的な彼の姿が胸を打ちました。前者と違って、きちんと主人公に感情移入して物語に入り込める出来上がりになっていたと思います。
「ATARU」感想
ファンの欲目はあると思いますが、すごく良かったです。泣きました。
宣伝ではありましたが、まさかここまで胸打たれるピュアで悲しい初恋物語だとは・・・
普通のラブストーリーじゃ成立しない刹那的な感じ。
コントちっくなのもやたら散らばってるけど、この作品はドラマを通してそれがあるからキャラクターに愛着が持てるんだなぁと再確認。シリアスを打ち破るコントっぽいシーンが逆にシビアな場面をよりシビアに見せてました。
まぁ、若干いらない部分もありましたが。
マドカ相手のアタルのセリフが多いのはちょっと違和感あったかなと。ドラマの倍喋ってたから、「え?アタルってこんな喋れたの?」ってびっくり。
個人的にはチョロに「おかえり」って言ってるアタルが可愛かった。あとマドカの子供時代の子役が可愛かった。
そして誘惑に負けて、私のストラップはチョロになりました(笑)
昨日サイト見たらもう完売でした
