最初は主人公を好きになれなくてあんまり乗り気になれませんでした（笑）
でも、主人公をメインに展開されているはずなのに、どちらかと言えば自分がいち戦闘員になったような気分で楽しめる映画でした。
近年、やたらとエイリアン系が多くて、そのほとんどが得体の知れない不気味な化け物だったけど(スカイラインやSUPER８など）、今回はきちんと存在が確立されたエイリアンだったから変な恐怖感に邪魔されず闘いに集中出来たし観やすかったです。
前半の一方的な展開はヒヤヒヤしました。後半に向かって戦闘にじっくりと時間をかけられるようになってからはとにかく面白かった。浅野忠信がかっこいいし、暗黙の信頼が少しずつ生まれていく様、主人公の能力が生かされた瞬間・・・・爽快感とわくわく感と希望。
すごくいい流れでラストスパート走り抜けました。最初の主人公のぐだぐだな展開さえもうちょいまともに繋がっていればなぁー。
そして音楽がなんだか「トップガン」の挿入歌並にテンポがよくて好きでした。
しばらくして、もう一度観たいなーと思わせてくれる作品でした。満足。