なんかずっと疲れてて読む気になれなかった「ミレニアム１ ドラゴンタトゥーの女 上・下」読み終わりました。
今日4時間位で400ページ読み進めました。読み切った疲労感・・・・。
犯人が予想外でした・・・というより視野に入ってませんでした。
1つの謎にのみこまれた残酷なストーリーと、そこに渦巻く人間関係、交錯する陰謀や想いたちにずっと緊張しっぱなしで、恐いんだけど気になる展開に魅了され、読み終わった後の満腹感。いい意味でも悪い意味でも読み応えたっぷりの作品でした。
登場人物（しかも親族なのでミドルネームが同じ）が多くてちょっとごちゃごちゃになったりしたけれど（汗）
そして、夕方はこの前購入した「ギルバート・グレイプ」を鑑賞。
あぁ、やっぱりディカプリオに圧巻。この作品においては存在感、演技力ともにデップを凌いでます。
家族愛の形にいろんなことを考えさせられ、自分らしい生き方ってどういうことなんだろう？何が本当の幸せなんだろう？と考えさせられる作品です。青春は甘いだけではない、家族は安らぎばかりではない、けれど何かきっかけがあれば人は周りにあるものの愛情に気づき、新しい世界に飛び出せるんだって気がします。
ストーリー自体は地味だけど、ほんわかと心が温まる、何にも代えがたい希望を与えてくれる作品です。