伊豆修善寺ですが、1泊2日に予定変更しました。よく考えたらこの場所で2日間も必要ないかな、って。
その代わり15日は普通に休みにしました^^
5月のJULEPSのライブのチケットも予約できたし。
「恋とニュースのつくり方」の感想。
この映画は働く女性に観て欲しいなって思いました。
私自身背筋をぴんと張ってしまうような感覚と、一方で、どうしようもなくてあたふたしてる時のプレッシャー的な感覚の両方を味わえて、頑張ることの意味と達成感っていうものを感じることができた作品です。
「プラダを着た悪魔」が大好きでこの作品にも興味を持ったんですが、また違うタイプの女性像を持った主役で、ポジティブ思考の持ち主で不器用なベッキーの体当たりの姿がすごく素敵で、この作品も好きだなぁって思いました。
ハリソン・フォードの子どもが拗ねるようなむくれ面とわがままな発言。これを観るだけでも価値はあるかも。
私が気にいったのは、彼演じるマイクと主人公ベッキーとの掛け合い。正直言って映画の最中のほとんどが途方もないやり取りなんですけど、彼の心境の変化が読み取れた瞬間、急激に彼に対しての興味が膨れ上がって、二人のやり取りにそれまでと違う愛着がわきました。
人に対して抱く嫌悪感は、愛情がなければ存在しない感覚であって、もしかしたら紙一重なのかもしれません。
マイクはいい年して子どものような性格でした。だからこそ魅力あふれるキャラクタ―になって、ベッキーの一生懸命さを際立たせてくれたんだと思うし、その子どもっぽさがリアルで仕方なかったです。
ベッキーは絵にかいたような仕事人間。とびきりの不器用さを補う大胆さと素直さが物語の随所で感じられて、ついつい応援したくなっちゃうキャラクターだったと思います。
ベッキーの同僚で恋人アダムが素敵でした。何が素敵って、瓢々とした顔をしていいかげんそうに見えるのに、あの懐の深さとナイーブな表情。視野が広い人なんだなって思いました。彼の言う嫌味もしつこさがなくてなんだか爽やか。
この映画には仕事をしている人の周りにいそうな人たちが同じように存在しています。
能力がないのに自分の地位を盾に奔放する人。
頑固者の上司。人の話を聞かない同僚。わがままな先輩。
相談に乗ってくれる恋人。ともに成功を喜び失敗を悔しむ仲間。
ありふれた光景を華やかなテレビ業界を舞台に描いただけで、共感できるシーンはいっぱいありました。
「プラダ~」のようなおしゃれ映画とはちょっと違う、女性のための応援映画。
私は仕事帰りに観たのですが正解でしたね。ベッキーの姿に元気がわいたし、マイクとの信頼関係の芽生えに喜びを感じられて気持ちがリフレッシュできました。
公開前ですが、今すっごく観たい映画があります。
「SOMEWHERE」。絶対に素晴らしい映画だと思います。観る価値のある作品だと思います。
あーコナンも来月公開ですね。観に行かなきゃ。