「the last massage~海猿~」「TSUNAMI」感想 | Holiday Life

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「the last massage~海猿~」


前回の「limit of love~海猿~」が、二回映画館に足を運んだくらい良くて、今回も楽しみにしていました。

割と前半からすぐに展開が起こり、その瞬間から”あぁ、他のシーンに時間を割くのも勿体ない位にアクションシーンを盛り込んだんだな”っていうのを予感しました。

ドラマ版にしても劇場版にしても、海での事故をメインにしてるからそんなにレパートリーもないだろうって思っちゃうけど、同じような事故でも違う角度で異なったインパクトを埋め込んでくるから凄いなぁ。

先の展開とかも読めそうなものなのに、それでもハラハラどきどきして千崎という人間に色んな期待をしてしまいます。それはヒヤヒヤさせる無茶な行動であったり、涙を誘う愛情深い台詞だったり・・・。

普段はお茶らけていて、バカみたいなことを言っているのに、なんで必死になっている時の彼はあんなに格好いいんだろう、って不思議に思うくらい。

海猿は絡んでくる周囲のキャラクターもいいです。あのチームワークは簡単に出来あがったものじゃないだけあって、繋がりを実感できるシーンはすごい感動的で爽快です^^

そして、恐怖で逃げ出そうとする後輩に対して言った、「(海上保安官は)恐がりな奴ほど向いている」っていう台詞が好きです。

すごく面白かったです。



「TSUNAMI」感想


韓国映画ってあんまり観たことがありませんでした。劇場でやってたのって恋愛ものが目立ってて、韓国の恋愛ものにあまり興味がなかったのもあったしね。

でもパニック映画は割と好きで、韓国のパニック映画ってハリウッドものとやっぱり違うと思っていたので関心はありました^^

観終わった感想・・・・そうきたか!って感じ!

演出の仕方が独特と言うか、こんな言い方は失礼かもしれないけれど、ハリウッドを真似しているように感じる部分もあれば、韓国ならではの表現が満載の部分もあって不思議な感じでした。

まず確実にこの人っていう主人公がいなくって、何人かの動きや感情を追いながらいくつかのストーリーを楽しむ感じでした。事故が起こってからそれぞれのストーリーが一つに繋がった感じがしました。

どうやって生き伸びるかっていうスリリングな展開の多いハリウッド的なもとは異なり、人間ドラマ重視だったみたい。これは見ていて感慨深くって割と入りこんで観てしまいました。

そのせいか、パニックシーンにおける疑問点はやたら多かったのもご愛嬌?w絶対死んじゃっただろうって思った人たちが後のシーンで生きていたり、なんでこの人を死なせてしまったんだろうって思う部分もあったし・・・・。でも、なんかその疑問点がなかなかおもしろかった気もします。

普段見慣れていなかったせいか、結構感銘を受けました。色んな国の捉え方とか表現があるんだなぁ。