僕は発達障害の傾向があって、

能力の得意不得意の差が激しい。

 

仕事などで、なんでこんなこともできないんだと怒鳴られたりして苦痛だったのだが、

知能検査を受けてみると少し楽になった。

 

僕が受けたのはWAIS-Ⅲ(今は名前が変わっているかもしれない)

言語性尺度、動作性尺度を測定してくれる。

ウェクスラー成人知能検査 - Wikipedia

 

極端に苦手だったのが、作動記憶と処理速度。

経験的にとろいとかいろいろ思っていたが、

脳科学的に、ダメなところが把握できたのだ。

 

きちんと検査結果が出ているので、

物事がうまく行かなかったときに、

自分は駄目な奴だと単に落ち込むだけではなく、

自分のこの能力が不足しているのが原因でうまく行かなかったと

原因分析ができる。

自分がすべてにおいてダメなのではなく、この能力でできることなら苦手じゃないことがあるという

判断もできたりするかもしれない。

 

根本的な解決が出来なくても、自分はこういう場面で困ると

あらかじめ予測できるだけで、

心の準備もできるし、

予防策も打てることがあるかもしれない。

 

僕の場合は、小さいメモ帳とペンをいつも持ち歩くことで、

短期記憶が弱いのを少しだけカバーできている。

恥ずかしい話だが、メモ帳やペンをよく置き忘れる(記憶力が悪いので)

のを防止するために、ストラップを改造してつけている。

 

ほかにもデスクワークなら机の上で広げられるA5サイズの手帳。

立ち仕事なら、ミニ6穴手帳という風に、

仕事によって手帳を使い分けている。

 

知能検査だけではなく、最近ではMBTIという性格テストもある。

だれだれさんは何タイプだからこういう傾向があるとか、

自分は何タイプだからこういう長所と短所があると自分を理解しておくと、

少しだけ物事に動じなくなる。

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