一昨日、「黄金の國、いわて。」のイベントに参加して来ました。
初めに平泉町役場職員の八重樫 忠朗さんから、
「平泉文化の魅力」についてのお話がありました。
平泉は、東北の中心に位置し、砂金を始め、
馬の鞍に使うあざらしの皮や、絹、鷲の羽などが豊富に取れた為、
南北交易やアジア規模の流通が盛んで、貿易によって得た財源で、
平安末期に豪華絢爛な文化が開花した場所です。
その財源を使って、マルコポーロの「東方見聞録」に出て来る
「ジパング」の元となり、
奥州藤原氏三代(清衡、基衡、秀衡)のミイラと泰衡の首
が安置されている「金色堂」や、
全国に61箇所しかない特別史跡のひとつで、
長い戦乱の犠牲になった兵士達の鎮魂の理念に基づいて
建立され、当時は中尊寺をしのぐ規模だったという「毛越寺」
平等院を模して金戒光明寺「地獄極楽図屏風」
の極楽をイメージして作られた
「無量光院」などが建立され、今は観光名所になっているようです。
また、重要文化財に指定された850年前の「白磁水注」、
「金と銀で書かれたお経」、インドから仏教が伝わる様を表した
「騎獅文殊菩薩」など、宝物の宝庫でもあり、
それ故に長い間、侵略の対象にされてきたそうです。
源義経終焉の地でもあり、西行法師、松尾芭蕉、宮沢賢治など
文人や墨客が訪れた地で、
タッキーこと滝沢秀明さんが「義経」のロケで訪れた時は、
28万人の観光客が押し寄せたそうです。
この28万人という数字は、1189年に鎌倉軍が攻めて来た時の
兵士の数と同じだそうで、八重樫 忠朗さんが、
「こんな数の兵士がせめて来たら、みんなびっくりしちゃう、
兵士じゃなくて、観光客でよかった」
と、冗談まじりに話されていた事がとても印象的でした。
次に、岩手大学教育学部教授の菅原 悦子さんから、
岩手県の食材や食文化についてお話がありました。
岩手県は、盛岡市を境として南と北で食文化が大きく違うそうです。
その違いをお正月料理でわかりやすく説明していただきました。
季節風の影響でお米を作るのが難しい県北(二戸市)では、
おもちの代わりにそば粉で作ったものをにんにくみそを付けて
食べる「そばかっけ」(写真右上)、
普段はお米にひえを入れて食べるのですが、
お正月はきびを入れて金色のおめでたい色にする
「いなきびご飯」(写真左下)、おもち(右下)は貴重なものだったので、
あわの雑穀で作った水飴に付けてデザート感覚で食べたそうです。
県南(一関市)では、お米がふんだんに採れる為、
お正月料理は、全部おもちでできた「もち本膳料理」です。
「えびもち」(写真右中央)は、
秋にしか捕れない沼海老をおもちにからめたもので、
「ふすべもちは」、ごぼうをすったものをお持ちの上に乗せたもの、
「ひきな雑煮」が中心になります。
一関地方では、町ぐるみでもち文化を全国に発信していて、
約300種類の多彩な種類があり、全国一を誇っています。
ご苦労様でしたと労をねぎらう気持ちで作られた
「へっちょこだんご」(うきうきだんご)も一度食べてみたい
と思いました♪
沿岸(宮古市)では、やはりおもちが貴重なものだったようで、
雑煮のもちを取り出して、くるみだれにつけて食べる「くるみ雑煮」
鮭の頭の軟骨を酢でしめたものをなますに入れる
「氷頭(ひず)なます」がお正月料理として紹介されました。
主な3地域の特徴をまとめると、次の表のようになります。
それぞれの地域に特徴があって、面白いですね。
県北(玉山)の代表的な郷土食「豆しとぎ」(写真左)と
県央(花巻)の「きりせんしょ」(写真右)を
実際に食べる事が出来たので、ご紹介させていただきます。
「豆しとぎ」は、緑大豆を潰したものと、米粉でできていて、
ちょっとだけ歯ごたえがあって、甘くて美味しかったです♪
「きりせんしょ」は、米粉だけで出来ているのですが、
ゆべしに食感と味が似ていて、
あまじょっぱくて、お腹にたまりました。
「豆しとぎ」は、山の神様のお供えし、
「きりせんしょ」は、ひな祭りのお供物としてお供えされているようです。
「きりせんしょ」を持って、近くのお家にお邪魔して、
おひな様を見せてもらい、持って来た「きりせんしょ」の代わりに、
そのおうちに供えられた「きりせんしょ」
を持って帰る風習があるようで、
そうした事で、社交と行儀作法を学んだと聞き、
食を通した素敵な習慣だな~、と感心してしまいました。
他にも雑穀粥、帆立の昆布巻き、ずんだもち、ほやの薫製、
青岩豆腐、飲むヨーグルト、
モンドセレクション大金賞受賞、世界最高品質賞受賞の
「龍泉洞の水」と金賞受賞の
「龍泉洞珈琲BLACK」をいただきました♪
お話を聞いた後でいただいた岩手県の「郷土料理」は、
とても美味しかったです。
「郷土料理」に込められた願いや祈り、しきたり等を知る事が出来て、
本当に勉強になりました。
「龍泉洞の水」を育んだ龍泉洞にも、おもちがいっぱいの一関市にも、
奥州藤原氏三代(清衡、基衡、秀衡)のミイラと泰衡の首
が安置されている「金色堂」にも、
「義経」のロケ地になった場所にも行ってみたくなりました!
幸いな事に親戚が酒田市に住んでいるので、
少し足を伸ばして機会があったら、行ってみようと思います♪
皆様も是非一度、岩手県の魅力に触れてみてくださいね。(*^ー^)ノ
JAL 黄金の國、いわて。キャンペーン 2011
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