先ほど帰宅しました。


子どもは相変わらず元気かつ呑気ですなぁ ニコニコ


47歳からの子育て(イクメン日記)


昨年度と比べて仕事量が半端じゃありません。


仕事があるだけ幸せなのですが、ありすぎもちょっと…


震災の影響に関わる処理業務も入ってきて、情報過多。


それにしても、日本経済は今後、大丈夫なのでしょうか。


私は『ニューヨーク・タイムズ』の記事が好きで、

毎日1つ2つは原発関連記事をネットで読んでますが、

これを読んでいると不安になってきます。


たぶん、一方で、世界地図上の日本が小さく、

他方で、原発の印(赤丸)が大きいので、

とてつもなく大きなインパクトをもたらすかのような

表象になっているのが原因ではないかと思います。


こういう表象にさらされたら、英語圏の読者たちは、

小さな日本が大きな汚染を拡散させている印象をもつでしょう。


また、海外の人々の世界地理の知識レベルは

必ずしも高くありません。


日本全体が汚染されているかのように考える人もいるらしいですし、

近隣諸国が既に汚染され始めているという人もいるようです。


(北海道が本州の一部だと思っていたアメリカ人に会ったこともあります!)


関西の輸出品が海外で売れなくなっているという記事もありました。


<日本は危ない>・・・そう不安に思う人々の頭の中は

ナショナルな本質主義で一杯なのでしょうが、

そのような表象をマスメディアがやっているので、

これはもう、仕方ありません。


ただ、これがきっかけで原発について考える人も増えたようです。


普段は無関心でも、被害が出ると途端に関心が出るものです。


私は過去3年間、六ヶ所村の問題に少し関心をもっており、

実際に少しだけ関わっておりました。


しかし、国内の原発に関する関心度が低く、

残念に思っておりました。

(ちなみに私は<反原発>ではありません。)




英語で「世論」のことを climate of opinion と表現することがあります。


「意見の天候」が直訳です。


今回の事故で、風向きが変わって行く予感がします。