世界40か国以上で確認され、デンマークでは新規感染者の半数以上を占めているステルスオミクロン株。ヨーロッパの一部の国の検査ではオミクロン株と判別されなかったためステルスという冠名がつけられましたが、日本では陽性の検査診断は可能。感染力がより強いためこの先流行がさらに拡大されるのかが懸念されます。
以下、「女性自身」でのコメントを引用します。
デンマークの情報を、京都大学の西浦博教授らが分析したところによると、“従来のオミクロン株より感染力(実効再生産数)が18%高い”という結果が出たというのだ。
これについて、ハーバード大学院卒の医学博士で元WHO専門委員の左門新先生に話を聞くと、「ステルスオミクロンのほうが感染力が強いということは、日本でもデンマークのように、いずれステルスオミクロンのほうが主流になることが十分にあり得ます」
さらに――。
「ステルスオミクロンに置き換わることで、第6波の感染者のピークの山が大きくなったり、一度やや下がってもまた上がって、ピークアウトが先に延びる可能性があります。また、下がり切ってから第7波が起こることもありえます」
現在、猛威を振るう第6波については、2月の上旬にピークを迎え、3月ごろには収束するのではないか、と予想する専門家の声も聞こえてきていた。だが、ステルスオミクロンの台頭を考慮すると、収束の期待を裏切られる心の準備をしておいたほうがいいかもしれない。
左門先生は、「ピークアウトがいつになるかは、正直なところ、まだわかりません」と首を振る。「そもそも、2月の頭にピークアウトするという予想は、海外の収束具合の例からみての推測なので、日本には当てはまらない可能性もある。ステルスオミクロンがいま日本でどのくらい浸透しているかも不明ですし、ピークアウトを予測するのは時期早尚だと考えています」(左門先生)
重症化リスクについては、「従来のオミクロン株の亜種という位置づけですので、重症化しにくいのではないかと考えられています。ただ、まだ世界中に広がっているというほどではありませんので、はっきりわかっていないことが多いのが実情です」(左門先生)
次に桜が咲くころには、安心して生活を送れているといいのだがー