佐藤先生「始業式お疲れ様です!みなさんもう今日から2年生ですね!
今年はクラス替えはないのでみんな仲は親しいほうだと思いますが、今日転入生が来ています!!」
クラスがざわついた。
??(男子1)「先生!転入生って男子?女子?」
ムードメーカ的なオーラがある男子が聞いた。
佐藤先生「女子です。」
すると、テンションが上がったのか、立ち上がっていう。
??(男子1)「名前は!?」
佐藤先生「今から説明しますから、座ってください山田君!」
??(男子2)「山田、失恋したばっかだからな~(笑)」
山田「それは言うなよ~
聞こえたらまずいだろ!っていうか!(笑)」
山田という男は無邪気な笑顔で言う。
花はこの山田という男を見習わなきゃいけなさそうだ。
佐藤先生「はいはい、静かにしなさい!
では、入ってください。水野さん。」
・・・・・・・・・・・・シーーーーン...
佐藤先生「水野さん?水野さーーーん!!」
ガラガラ
花「すみません。ボーっとしてて...」
(どどどうしよう...生意気な人と思われちゃう?
みんなの視線が怖いよ。怒ってるのかな?
でもこの悲しさだと怖いのもどうでもよくなる。)
??(男3)「よかったじゃん!山田!
この様子じゃ聞こえてなさそうだぜ(笑)」
花「???」
どうやら花は何のことかまったくわかってないらしい。
佐藤先生「では、水野さん自己紹介をお願いします!」
花「名前だけでいいですか?」
佐藤先生「できたら、もうちょっとなんか得意なものとか...」
花「水野 花です。バスケが得意です。...」
変な空気がただようった。
そんな中、山田が言った
山田「じゃあ、もしかしてバスケ部入るの?」
花「関係ない人に話したくないです。」
山田「え~と...それがかなりあるんだな!」
??男子2「まさか狙ってるとか!?」
山田「そんな軽い人じゃないよ(笑)
今水泳部女子少ないからさ!」
花「あの。話についてけないんですけど」
山田「つまり、水泳部入ろうぜ!ってことだよ。
水泳部はみんな仲いいし!楽しいし!
とにかく最高の中学の思い出になるよ!」
??男子3「でも、水野バスケだろ?
噂じゃ、前の学校ではエース的な存在だったってよ!」
山田「えっ!?水野そうなのか?」
花「…うるさい。お願いだから黙ってちょうだい。」
??男子2「なんだよこいつ!自己紹介手伝ってくれったってーのに。」
??女子1「そうよ。まじ生意気エース?」
??女子2「それは言い過ぎよ!」
花「あの!!だいたい、自己紹介なんて手伝わなくていいの。
それにもうエースじゃない。」
すると、花の目が赤くなって泣きそうな顔をしている。
顔が下を向いているからか担任(佐藤先生)はきずいていないようだ。
加藤先生「では、山田さんの隣があいてるのでそこに座ってください。」
花「は、はい。」
(どうしよう。私あんなこと言っちゃった。最低だ。どうしてもそういういいかったになっちゃいそうだよ。エース...私エースだったんだよね。でも、もうバスケなんてできる状態になれないよ...涙が出てきそう...)
花は席について顔をふせた。
担任は二年生の行事の話を進める。
花は顔をうつぶせたまま。花のせいで変な空気ただよってます。
キーンコーンカーンコーン
佐藤先生「それでは、今日は日曜なので
明日は振替休日で学校は休みですからね。
では、さようなら!」
2-3「さようなら!!」
花はやっと顔をあげた。目は真っ赤。涙もまだ止まってはいなかった。
2-3のみんなはジロジロ花を見ている。確かにそれも無理はない。
山田「あの...水野さん。ちょっとプールいかない?」
花「へっ??」
花の声が裏返った。
同時に涙も引っ込んだ。
山田「はは(笑)大丈夫か?」
花「あ、うん///で、どうしてプール?」
山田「あっ!べつに入れって言ってるわけじゃないよ?
今日部活休みでさ!プール誰もいないんだ。」
花「じゃあどうして?」
山田「屋外プールなんだけどさ!
景色きれいだし、落ち着くんだよね。」
花「ごめんだけど…それ答えになつてないと思うよ?」
山田「だから、暇だから、プールでおしゃべりしない?ってこと!」
(えっ?そういうこと?わかりにくっ!!)
花「あっ。でも、私見てのとおりつまんないよ?」
山田「いや、そうでもないよ(笑)
てか、さっきより普通にしゃべってるじゃん。」
(えっ?あ、ほんとだ!私が初対面の人としかも男子と!!
これリアルに奇跡にちかいこそしれない。)
山田「あと、俺、山田 達。達ってよんでいいからさ!」
花「じゃあ、私も、花って呼んでね!」
達「いいの!?」
花「全然!!」
達「なんだ、花って全然明るいし優しいじゃん!」
花「そう?」
達「うん!全然!!じゃ、プール行こうぜ!」
花「うん!」
NEX