ダーティーハリー 音楽のクリアさに驚愕 | 星空シアター

ダーティーハリー 音楽のクリアさに驚愕

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ダーティハリー

◇BS-hiで放送されたものをRECPOTに録画して鑑賞。


◇くらい場面が多いが,三管式の得意な画像であり,闇の中の階調が楽しめる。銀行強盗をマグナムで阻止し,クラッシュした車に破れた水道管から水がかかる。実にしっとりとしたハイビジョン画像である。古い映画特有のざらつきもなく鮮鋭感もすばらしい。


◇何より驚いたのは,2チャンネルステレオで鳴る,ラロ・シフリンの音楽のクリアで生々しいこと!シンバルの鋭さ,低弦の迫力,コンガのリアルな音など,驚愕のサウンドである。もちろん,同録の役者の声はそれなりの歴史を感じさせる音だが,音楽のクリアさにはあっと声を出すほど驚かされた。DVDもこのようないい音なのだろうか。


◇さて,ストーリーは正義のために法を犯してしまうハリーの男らしさに泣かされる。法のために一般市民が危険にさらされるという不条理をするどくついている。思い出すのは,森田芳光監督の名作「39」である。

 それにしても,クリントイーストウッドのかっこよさは最高であるし,夜明けのゴールデンゲートブリッジの美しさ,競技場での空撮によるズームからどんどんカメラが引いていく映像は印象的である。

 イーストウッド自身も,「恐怖のメロディ」では空撮を多用していた。そのダイナミックさはいささかも古くさくない。