ワンダーランド駅で 巧みな脚本,巧みは編集,巧みなすれちがい
◇民放BSにてハイビジョン,5.1ch放送をHDD録画で視聴。
◇知性と本能の絡み合い。まぐあう相手を求め合う男と女。いくつになってもその欲望は衰えない。それは,主人公の母親が象徴する。まるで,人生はそれがすべてかとでも言うように。
◇一方,海洋学者への夢を追い続ける男。セクシーであり女性は言い寄ってくるが,こちらはとんとその気がない。人生まことにうまくいかない。主人公の男と女は,巧みにすれ違いながら,最後にワンダーランド駅で出会うという。見事な脚本である。すれ違いを演出する編集も見事で,観る者を「この二人はいつ出会うのか」と画面に引きつけて放さない。
◇男と女の欲望を描きながら知性的であるという,実にスタイリッシュな映画と思う。
- 角川エンタテインメント
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