アトランティスのこころ もうひといきの盛り上がりが欲しい
◇BS-hで1時間視聴。残りをレンタルDVDにて視聴。
◇1時間でぶつっと切られたので,近所のレンタル店で借りることに。ところがなかなか見つからず苦労した。もうずいぶんと旧版になったのだ。ワーナーからは650円の超廉価版で売られている。映画の価値とDVDの価格は比例するものではないが,何となくねえ。
◇さて,BSーhの続きから視聴する。後半もそれほどの盛り上がりもなく,静かに幕を引く印象だ。テッドの正体も明かされ,話的には納得がいくようにしてあるが,アンソニー・ホプキンスの存在感,不思議感が筋道が立った分弱められる感じがある。
◇少年ボブの成長の物語だが,同時に女性の強さを印象づけられた。少女キャロルはボブやテッドがいうように「強い」存在であるし,もう一人,ボブの母親も強い。彼女はシングルマザーで有りながら,自分の夢をもち,それを追いかけるためにボブを多少ないがしろにしてしまう。一筋に前を見つめて駆けていくならば,周りが見えなるのはよくあることだ。彼女は自分の野心をあきらめず進もうとする強い女だ。上司に迫られたときも,拒否し続けたのであろう。職を失って帰ってくるのだから。純粋だし気高い。ボブの反抗に,自らを省みて,新天地でまたがんばろうとする彼女は,疲れた中年女でなく,強く美しい。
◇ショーシャンクほどの盛り上がりがなく,スタンド・バイ・ミーほどの感傷もない,淡々とした映画であった。
自分の親の若い頃の写真というのは,なにかはつらつとして,うれしいものだ。