チャングムの誓い 30話 クミョンの反旗
◇記念すべき30話は内容十分,見応えある作品に仕上がっていた。
◇これまで悲嘆に暮れていたチャングムの再起が心地よい。医女になり宮中に戻るという一筋の光目指して,ひたすらに努力する姿が観る者に勇気を与える。
◇不敵な笑顔のチャンドクの課題は,医学書を丸暗記すること。学問の基本は暗記だったのである。繰り返しえし読み,唱える努力の上に力は付いていくのである。日本の教育の世界は,この基本をわすれてこけてしまっている。
◇薬草園の師匠ウンベクとの再会。ウンベクとチャンドクの思想の違い。この二人は互いにどう影響し合っていくのか楽しみである。
◇そして,涙に暮れていたヨンセンが王様の寵愛を受け,サングンに。なんというダイナミックな展開であろうか。泣き虫ヨンセンがチャングムにそしてチェ一族にどう関わっていくのだろうか。それにしても,「女官はすべて王様の女」というクミョンの言葉が現実として観る者に提示された今回である。「決して声を出してはならぬ」「爪を切るのは,王様の肌に傷をつけぬため」なんというなまめかしさ。ここは宮中であるということを再認識する。
◇そしてそして我らがクミョン。「私たちは負けたのです」「私は一から出直します」ああ,これまでどす黒く汚れてしまったクミョンが,また真っ白に戻って,自らの料理の腕を極めようと立ち上がる。なんとうれしき事よ。
- 著者: ユ・ミンジュ, 秋那
- タイトル: 宮廷女官チャングムの誓い (上)
