チャングムの誓い 第20話 念には念を
◆BS2放送をHDDに録画し、放送日に視聴。◆チェ一族のどす黒さが浮かび上がる、気持ちのよくないエピソードである。前回の痛快さとは裏腹に対比的にシナリオは進めたのであろうか。チェサングンは「実力で勝つしかない」と自らの力量に誇りを持ちつつ言い放つ。クミョンの考えは定かではない。モノローグで「自分の苦しみをチャングムにも」と言ったような気がする。これは、あの純粋なクミョンが、完全に心まで蝕まれてしまったことを表し、クミョンファンとしては、悲しい限りである。
◆さて、実力勝負を決めたチェサングンの思いとは異なり、チェ一族の男たちは、「念には念を」入れ、勝負するからにはどのような手を使っても「勝たねばならない」と考える。それが、チェ一族である。このどす黒さに比すれば、チェサングンは遙かに透明に思えてくる。
◆ヨンノををを使った、食材荒らし、そしてハンサングンの拉致と、あとでばれたら大変なことになるであろうに、「念には念を入れる」汚さはとどまるところを知らない。
◆チャングムは、ハンサングンの帰りを信じながら、自ら料理を作り始める。はじめの2品は敗北し、3品目で母の「甘酢」の助けを借りてやっと1勝。ここでは、チェサングンとクミョンの実力を知ることができる。堂々と戦わせてやりたかったなあ。
◆ドラマの動きは変化に富みながら、今回は感動的な場面は少なかったようだ。

著者: NHK出版
タイトル: 韓国ドラマ・ガイド 宮廷女官 チャングムの誓い 前編