狼男アメリカン 絶頂期のランディスすばらしい!
◆セルDVDにて視聴。お正月にYマダ電気のワゴンセールで1000円余りでゲット。ラッキー。今ごろになってやっと封を切る。◆ホラー映画だが、おどろおどろしくない。それは、全編に流れるアメリカンポップによるところが大きい。これを、恐ろしげな音楽に変えると、この映画の印象はかなり変わるであろう。音楽担当は、おお「荒野の七人」のエルマー・バーンステインではないか。
◆また、のろわれたさまよえる魂のジャックが実に明るい。姿はどんどん腐敗していく特殊メイクだが、生前同様に軽口のジャックである。また、ポルノ映画館での6人のさまよえる犠牲者たちも、一様にうらめしくなく、明るくまじめにデビッドへ自殺を迫る。ここも笑えてしまう。
◆特殊メイクは、御大リック・ベイカー。マイケル・ジャクソンのスリラーのPVでのゾンビメイクで有名。弟子には、「物体X」のロブ・ボッティンが続く。本作品は現代特殊メイク映画のエポックといえる。
◆とまれ、この作品、全くのゆるみなく、ポップに軽快に、そして十分な迫力で、何度もの再観賞に耐えうる名作である。ジョン・ランディス監督の絶頂期といってもいいのではないか。買ってよかった。

タイトル: 狼男アメリカン