ハウルの動く城  尺足らず? | 星空シアター

ハウルの動く城  尺足らず?

◆出張で東京に向かう途中,時間が空いたので福岡のAMC13にて視聴。

◆前半のテンポの良さ,画のディテイルのすごさ,徹底した描き込み,渾身の宮崎動画であった。完全に引き込まれる自分がいた。

◆しかし,後半の言葉足らずはどうしたことであろう。あれほど迫力ある敵役であった「荒れ地の魔女」は簡単に腑抜けとなり,「ギガント(コナン)」や「トルメキアの戦艦(ナウシカ)」を彷彿とさせ,わくわくさせてくれた空中戦艦や軍艦も,何のための戦乱やらわからず,魔術の先生との対決も,いつの間にか終結して,すてきな王子「カブ」の出番はチョイ役・・・。

◆宮崎氏は4時間あるいは6時間の尺が欲しかったのではないか。あまりにも,物語をはしょりすぎているのではないだろうか。私は原作は未読であるが。

◆「ロード・オブ・ザ・リング」や「キルビル」のように分けるともっと,壮大な世界が描けたのではないかと思う。セルの枚数は天文学的に増えるかもしれないけれど・・・。