フォーンブース 驚愕の犯人 | 星空シアター

フォーンブース 驚愕の犯人

◆レンタルDVDにて視聴。24セカンドシーズン最終ディスクとともに送ってきており,連続して視聴。これが何と・・・。

◆同一の場所での,非常に単純な物語を,コリン・ファレルの名演と謎の犯人(声のみ),そして彼ら2人を取り巻く少数のキャストと多くのエキストラだけで見せきる異色作。つまり,舞台転換がない。まるで,1幕もののお芝居だ。

◆コリンは悪役もヒーローも何でもこなす芸達者。今回は,ハの字眉毛で始終困惑顔だ。おもしろい設定ではあるが,どうしても,映画のダイナミクスは少なく,不覚にも途中で眠ってしまった。そこはそれ,DVDのいいところ,もう一度眠ったところから見直しができる。

◆しかし,世の中の悪を撃つ,仕事人のようなスナイパーが,どうしてそれほど大きな悪事をはたらいているとは思えないコリンを狙ったのかがどうも納得がいかない。浮気未遂くらいで殺されてはたまらない。

◆特典映像でのメイキングで,10日で撮り上げたことが自慢げに語られるが,観る方にはあまり関係はない。何日で撮影しようが,どんな順序で撮影しようが,作品に破綻がなければよいのである。

◆とまあ,評価は低いのだが,最後に私にとっては大きなサプライズが待っていた。
(ネタばれです)鎮痛剤でもうろうとするコリンの前に真犯人がそっと現れる。あら,ジャックじゃないか!いくら射撃の腕がいいからって,CTUの仕事の合間に,必殺仕事人はいけませんよ。24と連続して視聴したがために,私の中で2つの映画はごちゃまぜになってびっくり仰天のラストだった。なぜ,途中で気付かなかったのか。それは,私が24を日本語吹き替えで観ていたから。英語版みていたら,犯人の声がキーファー・サザランドとすぐわかったろうなあ。まあ,楽しいサプライズだった。