東京クワルテットのCD
◆東京クワルテット初期メンバーによる、モーツアルト「不協和音」、シューマン、ハイドン、ヤナーチェク、ベートーヴェンを聴いた。◆「不協和音」とシューマンの3番は73年のライヴ録音。ハイドン「太陽四重奏第2番」とヤナーチェク「クロイツェル・ソナタ」、ベートーヴェン「ラズモフスキー第2番」は79年のライヴ録音である。
◆その緊張感に満ちあふれ、完成度の高いアンサンブルに感動した。録音も優れており、TDKライブコンサートという過去のFM番組に感謝したい。
◆中でも、ハイドンのリズムと微妙にずれたようなメロディには驚いた。やはり、ハイドンはおもしろい。さまざまな工夫を凝らした曲を山ほど残してくれた。ありがとうパパハイドン。
◆「クロイツェル・ソナタ」の緊張感はすごい。4つの楽器の音は逆巻く波のごとく、私の心をわしづかみにした。
◆ベートヴェンの終楽章は、よどみなくむしろ加速気味の第1ヴァイオリンに唖然とする。すごいです。原田幸一郎先生!
◆先生と呼ぶのは、以前茨城の「ひたちの春」音楽祭で、我らがカルテットが公開レッスンを受け、そのときの先生が原田幸一郎先生だったのだ。だから、我らがカルテットは、原田幸一郎氏に師事したと、みんなには自慢している(笑)。