いよいよ、我々２５年度３次隊の帰国報告会の日となった。就職の
関係で一人が早めに帰国したため、この日は６人の発表となった。
Ｔ調整員の司会で定刻通り報告会が始まった。
トップバッターはＰＣ隊員のＫさん。カレッジ勤務で先生や生徒にＰＣ
の取り扱いやメンテナンスを指導した。教員経験がないだけに指導
面では苦労したようである。
電力公社に勤務されたＴさん。私の頭ではいまいち理解できない
活動内容と報告であった。
薬物中毒更生施設勤務のＫさん。要請内容と実際の勤務内容が異
なり、苦労されたとのことであった。
国立科学研究所勤務のＳさん。様々な面でのバイオテクノロジーの
開発を手掛け、特許を申請するなど確実な成果を上げたとのことで
あった。
いよいよ私の発表。今までに調査したことや、作成したものについて
発表を行った。話し出すと思っている以上のことを話してしまい、発
表が２０分にとどまらずに時間オーバーになってしまったのはいただ
けなかった。どうも制限時間内に話しをまとめるのが苦手なようだ。
最後は障がい者支援施設勤務のＭさん。２年間の活動のなかで、
先生方を支援する裏方から、積極的に生徒に関わる姿への変遷
をわかりやすくまとめられていた。
最後にＪＩＣＡサモア所長から講評を頂き報告会が終了した。
この報告会ですべての業務が終了した人もいるが、私はまだ
ＭＥＳＣでのプレゼンと業務が残っている。
業務が終了した解放感を味わうのはもう少し先のことである。