サモアで結婚式?! | ねっぱりあんサモアに行く!!     (Tweet of Samoan)
12月5日(土)

26年度1次隊のSさんは、今年1時帰国をして日本で結婚式を挙げて
きたのだが、今回、Sさんが奥さんをサモアに呼び寄せた機会に、Sさ
んの同期隊員たちが、他の隊員に奥さんをお披露目する会をするこ
とになった。

サモアのハーバーに近い洒落たレストランの一室を借り切る形で行
われた。

日本の結婚式場のように、司会や結婚式に備えたような設備など
まるでないサモアなので、すべて幹事の同期隊員が段取りや司会
進行などをこなしていた。



新郎新婦の入場。




レストラン内を一周し、新郎新婦の席に着席。まるで日本の結婚式
のような流れである。





K調整員が怪しい神父になりきり、新郎新婦が誓いの言葉を交わす。






怪しいなりきり神父が、新郎新婦にハグを強要する。新婦はとまどい
ながら、新郎はまんざらでもない様子でハグをする。



JICAサモア所長のSさんの音頭で乾杯。





ウェディングケーキの入刀。ちなみにケーキのデザインは同期隊員
によるもの。サモアらしいテーマをモチーフにするよう言われていた
はずが、酔っぱらって製作したらしく、ハートと幸という漢字を書いた
ため、同期隊員に顰蹙をかっていた。



シャッターチャンスを逃すまいとカメラが群がる。





プレゼントの贈呈。プレゼントはサモア伝統工芸品のタノアと写真
フレーム。




余興は、新郎新婦にまつわるクイズをパネラーが回答していくもの。
パネラーの回答がウィットに富んでいて面白かった。

この後は、二人のなれ初めについての映画、帰国した先輩JOCVか
らのサプライズのビデオメッセージなど、楽しい内容であった。

余興の最後は、新郎の希望で全員で「糸」を歌った。




日本であれば、新郎新婦の両親への感謝の言葉なのだろうが、
さすがにサモアに新郎新婦のご両親は来ていないので、まさか
の新郎から新婦へのメッセージ。涙腺が緩んでいた人もいたよ
うである。




最後は、事前打ち合わせなしのいきなりの新婦へメッセージ依頼と
いう司会者の無茶振り。しかしそれに臆することなく新婦の堂々と
したメッセージが、参加者の心を揺さぶった。

サモアにいながら、まるで日本にいるかのような会の進行であった。

Sさんご夫婦おめでとうございます。
幹事の26年度1次隊の皆さんお疲れ様でした。